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第二外科


診療科長・部等の長名

 
古川 浩二郎 FURUKAWA Kojiro
              

診療科・部等の独自HP

 
URL:http://www.hosp.u-ryukyu.ac.jp/srg2/
 

主な対象疾患

 
●成人心臓疾患 (冠動脈疾患、弁膜症、重症心不全、先天性心疾患)
●大動脈疾患
●大静脈疾患
●肺腫瘍・縦隔腫瘍
●末梢血管疾患
 

診療科・部等の紹介

 
 生活習慣の欧米化に伴い、動脈硬化症を病因とした心臓血管・胸部外科領域の症例も増加しています。更に近年の高齢化社会を反映して、他疾患を合併する重症患者も増加しており、診療にあたって緊急性が求められることも少なくありません。琉球大学病院の使命の一つは、沖縄県の基幹病院として専門領域での高度な先進的医療を提供することにより地域医療へ貢献することです。通常発生頻度の高い疾患に対する豊富な診療経験を基盤として、その上に、より高度先進医療を提供し、真に患者の為の医療を提供すべく努力し地域医療の発展に貢献しています。
 当診療科では、血管内治療・鏡視下手術・レーザー治療等の手術低侵襲化と、経カテーテル大動脈弁置換術 (TAVI)・補助心臓治療などの重症患者への先進治療の両端の治療を遂行しています。低侵襲治療は現代医療における最も重要なキーワードであり、心臓血管・呼吸器外科領域でも治療戦略上の大きな流れです。当科では、弁膜症、大動脈疾患、呼吸器外科疾患に対して積極的に低侵襲手術を行っています。
 沖縄県内で全ての心臓血管外科及び呼吸器外科治療が完遂できることを目指し、継続して努力・研鑽することで、地域医療へ貢献したいと考えています。
 

特色・得意分野

 
●僧帽弁・大動脈弁温存手術
●経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI):標準手術困難な高齢者に対する大動脈弁手術治療
●重症心不全患者に対する心移植までの補助心臓治療 (VAD)
●低侵襲心臓手術 (MICS):僧帽弁手術、大動脈弁手術、冠動脈疾患のMICS手術
●大動脈手術にける低侵襲なステント治療 (EVAR, TEVAR)
●Budd-Chiari 症候群に対する拡大再建術
●呼吸器外科手術における鏡視下手術 (VATS)
●進行肺癌に対する拡大切除術
●重症下肢虚血に対する救肢を目的とした血行再建術
●透析患者に対する複雑なシャント増設と長期維持管理
 

診療実績

 
2020年度実績
・自己弁温存大動脈基部置換術(5件)
・経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)(79件)
・大動脈ステントグラフト(66件)(EVAR 36件、TEVAR 30件)
・シャント関連手術(92件)
・胸腔鏡下肺切除術(21件)
 

専門外来

 
・心臓血管外科外来
・ステント外来
・末梢血管外来
・呼吸器外科外来
 

診療日カレンダー

 
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