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救急科

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琉球大学大学院医学研究科 救急医学講座|琉球大学病院 救急部

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診療内容

当院救命救急センターは、より高度で迅速な救急医療の提供を目指し、生命の危機に直結する重篤な救急疾患に対して、24時間365日体制で診療を行っています。


センター内には、初療室2床、観察室4床、診察室3室、特殊感染症室2室を備える他、県内で初めて導入されたハイブリッドER*や、重症患者に対応可能な救急集中治療室(E-ICU10床、救急高度治療室(E-HCU10床を有しています。これら各ユニットが緊密に連携し、時間外や緊急時にも切れ目のない医療提供体制を確保しています。また、病院棟屋上および敷地内の2か所にヘリポートを設置し、空路搬送にも対応可能な体制を構築しています。平常時はもとより、災害時においても迅速に傷病者を受け入れる体制を整えています。


現在、救急科専従医師17名(うち救急医学会指導医2名、専門医7名)、看護師72名( クリティカルケア認定看護師1名、救急看護認定看護師1名、慢性心不全看護認定看護師1名、特定行為看護師9名)を配置しており、豊富な臨床経験と専門知識をもとに、質の高い救急医療を提供しています。

当センターでは、外傷、循環器疾患、脳血管障害、中毒、重症感染症など多岐にわたる急性疾患に対して、各専門診療科と連携しながら、迅速かつ的確な初期対応と継続的な専門治療を提供しています。

今後も、地域に根ざした高度な救急医療の充実を図り、県内唯一の大学病院として沖縄県全体の救急医療に貢献してまいります。


*ハイブリッドER:救急車から搬入された重症患者さんを同一の診療ベッドで診察、CT検査、アンギオおよびカテーテル治療やダメージコントロール手術などを行えるのがハイブリッドERです。患者さんの移動時間の大幅な短縮と、移動に伴う患者さんへの侵襲・影響軽減が見込まれ、救命率の向上が期待されます。

主な対象疾患

  • 敗血症(重症感染症)
  • 外傷
  • 脳卒中
  • 心筋梗塞・狭心症、大動脈解離
  • 中毒
  • 環境障害(熱中症、減圧症など)
  • 刺・咬傷(犬・ねこ、ハブ等の動物咬傷など)

得意分野

  • 救命救急初療+集中治療管理:初療対応後も緊急重症例は自科で集中治療を行う
  • 災害医療の中核
  • 東西1000kmの医療圏の救急医療
  • 他医療機関・診療科との協力体制

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