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診療科

整形外科

整形外科

診療科独自のHP

URL:https://www.ros2019.com

紹介文

教室の基本指針として「目の前の患者さんのために、目の前にいない患者さんのために」を掲げております。
まずは個々の医師が目の前の患者さんを治療できるだけのスキルを身につける必要があります。またそれで対応できない部分はシステムとして補えるようにしなければなりません。沖縄は離島から成り立っています。その地政学的な特徴と制約から、可能な限り沖縄の患者さんは沖縄で、最高レベルの治療を受けていただきたく思います。それが「目の前の患者さんのために」という意味です。
一方、個々の医師が治療できる患者さんの数はたかが知れています。一人でも多くの患者さんを治療するためには、目の前にいない患者さんを意識して日々活動することが重要だと考えるようになりました。その一つとして、目の前の患者さんから得た知見を学会発表や論文という形で社会に広く還元することが挙げられます。さらに未来の患者さんを見据えて、後輩を教育し良医を育成すること無くして将来はありません。
また、より良い治療方法や新たな治療を開発することも重要です。これらのことが、「目の前にいない患者さんのために」という意味です。目の前にいない患者さんのために、研究発表や新しい治療の開発、また後輩の教育にも尽力いたします。そしてここ沖縄から、日本、さらには世界の整形外科医療をますます盛り上げていく覚悟です。皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。

対象疾患

  • 脊椎疾患全般
  • 骨軟部腫瘍
  • 四肢の関節障害
  • 手の障害
  • 骨折や捻挫などの外傷・スポーツ障害
  • 関節リウマチ
  • 小児の骨関節発達障害や変形
  • 骨粗鬆症
  • 末梢神経障害

得意分野

  • 脊椎腫瘍、脊柱変形(小児、成人)、骨粗鬆に伴う脊椎障害
  • 悪性骨・軟部腫瘍切除後の骨欠損に対する自家液体窒素処理骨移植
  • 早期社会復帰が可能な徹底した合併症予防対策と低侵襲人工関節置換術
  • 小児の下肢変形矯正・脚延長および運動機能改善
  • リウマチ患者の関節破壊予防と機能改善手術
  • 肩・膝・足関節鏡を用いた治療、アスリートに対するメディカルサポート
  • 上肢先天疾患、腫瘍&外傷における関節鏡、マイクロを用いた形態・運動機能再建手術

専門外来

  • 脊椎外来
  • 骨軟部腫瘍外来
  • 手外科外来
  • 上肢・先天異常外来
  • 人工関節(股関節・膝関節)外来
  • スポーツ外来
  • リウマチ外来
  • 小児・リハビリ外来

整形外科について

整形外科は運動器の治療・研究を行う診療科です。
運動器とは、我々の体を自由に動かすために必要な脊椎、四肢骨、関節といった骨格にはじまり、それを動かし支持する筋肉や靭帯と神経系から成り立っています。治療対象となるものは、小児の発育障害や変形から高齢者の変性疾患まで、非常に幅広い疾患を含みます。具体的には骨折や捻挫などの外傷やスポーツ障害、骨軟部の腫瘍性疾患、骨粗鬆症、四肢の関節障害、関節リウマチ、頚椎から骨盤に至る脊椎/脊髄障害、末梢神経障害など実に多様な疾患が含まれます。
手術手技に関しても、非常に繊細なmicrosurgeryから、人工関節や脊柱変形矯正に代表されるダイナミックな手術まで様々な手術が存在します。私たちは診断、保存治療や切り札としての手術、さらにリハビリテーションまでを一貫して担当します。高齢社会の到来により整形外科のニーズは高まる一方です。

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