集中治療部

ご挨拶

当集中治療部では、特定集中治療室（『特定集中治療管理料1』算定施設）の基準を満たした質の高い医療を提供できる体制が整備されています。島嶼県唯一の大学病院であり沖縄県民の最後の砦として年間400例余りの最重症患者を受け入れて良質な集中治療を実践しています。

診療内容

心不全を含む循環器疾患や肝不全に対する生体肝移植などの移植治療、重症新型コロナ感染症を含む重症感染症などに対して人工呼吸器、透析装置、ECMOやIMPELLA、LVADといった補助循環装置など多種多様な医療機器を駆使した集中治療を行っています。

得意分野

• 心不全治療（LVAD, IMPELLA, ECMO等）
• 呼吸管理（人工呼吸、NPPV、HFNC、ECMO等）
• 急性血液浄化（CHDF、PE、PMX-DHP等）
• 神経モニタリング（EEG、MEP等）

専従医と主治医、多職種専門スタッフによる高度なチーム医療

麻酔科学を基盤に緻密な全身管理を行う集中治療専従医師が各科主治医と共同して全身管理を行い、24時間体制の集中治療を実施しています。

主治医・集中治療専従医のみならず、看護師、臨床工学技士、理学療法士・作業療法士、薬剤師、管理栄養士などが診療チームを形成し、全ての入室患者へ機能的なチーム診療を行っています。