基本理念Concept
病める人の立場に立った、
質の高い医療を
提供するとともに、
地域・社会に貢献する
優れた医療人を育成する。
We aim to provide high quality healthcare from the patients’ perspective and train excellent medical professionals and staff to have the ability to contribute to society.
基本方針Basic policy
- 生命の尊厳を重んじた人間性豊かな医療の実践
provide medical treatment to ensure dignity of life and humanity
- 地域の医療・保健・福祉に対する貢献
contribute to medical care, health care and welfare to the local communities
- 地域の医療・保健・福祉に対する貢献
develop, apply, and assess advanced medical technologies
- 地域の医療・保健・福祉に対する貢献
train excellent physicians and surgeons to be specialists and global minded
- 地域の医療・保健・福祉に対する貢献
create a rewarding workplace for employees
また、本院は、平成19年3月にエイズ診療拠点病院に、平成20年2月には都道府県がん診療連携拠点病院として、平成21年11月には沖縄県肝疾患診療連携拠点病院として指定を受け、沖縄県における県内唯一の特定機能病院として、感染症やがん治療などを中心に高度医療および地域医療を担い、その使命と役割を果たすとともに、東南アジア地域における医療拠点としての貢献を目指しています。
University Hospital was appointed the community AIDS Clinical Center in March 2007, the landmark Hospital in Okinawa for cancer therapy in February 2008, the center for liver diseases in November 2009, and medical care in remote areas in March 2011. As the Special Functioning Hospital in Okinawa, we provide high quality and advanced medical care, especially in the fields of infectious diseases, cancer and lifestyle-related diseases. We have demonstrated a firm commitment to provide innovative and advanced medical care. While performing these missions and roles, we also aim to contribute to improving healthcare and medical treatment as the leading hospital in Southeast Asia.
中期目標(平成28年度〜令和3年度)
- 沖縄県地域医療構想における高度急性期医療を担いつつ、地域完結型医療の中核となる。
- 県民の期待に応えることのできる安心・安全な診療体制を築く。
- 医療の質の確保及び向上のため、医師主導型臨床研究等の高い研究を推進する。
- 沖縄県の地域特性を踏まえ、地域医療を支える多様な医療人を養成する。
- 継続可能で安定した病院運営のための経営に取り組む。
中期計画(平成28年度〜令和3年度)
- 医療機関の機能分化に向け地域連携部門及び救急部の機能を強化し、紹介・逆紹介の推進等、地域医療機関との連携推進や重症患者の受入等高度な医療を提供する診療体制を構築する。
- シミュレーションセンターを活用し、医療安全に係る訓練や医療事故防止のための研修の実施等を通して経続的に医療の質の向上を図り、安全管理体制及び感染制御体制を強化する。
- 質の高い臨床研究を実施するためのマネジメント体制を構築するとともに、OJTを踏まえた魅力ある教育プログラムの提供や研究に対するメンタリングの実施等により、医師主導型臨床研究を実施できるスキルを持った医療人(医師、看護師、薬剤師等)を養成する。
- 患者本位の質の高い医療を提供できる医療人(専門医や認定看護師等)を養成するため、資格取得研修への参加を支援する。
- 地域在学生をはじめとする医学生の臨床実習・臨床研修を県内外の離島・へき地の診療所で実施し、地域の実情を踏まえた研修内容を充実させ、高度な医療と地域医療を担う優れた医療人を養成して、医師の地域偏在の解消や医師不足病院の支援に取り組む。
- 女性医師等の復職支援プログラムの実施等、ライフステージに応じたキャリアの維持・発展を支援する体制を構築し、地域で活躍する医療人材を確保する。
- 客観的な指標に基づいた経営分析を行い、他の国立大学病院や県内医療機関との比較を通じて本院の「強み、弱み」を明らかにし、自標項(新入院患者数の増や入院期間の適正化等)の設定を通して経営改善に取り組む。
年度計画(令和2年度)
- 地域連携部門における地域連携及び在宅医療連携体制強化、救急部門については重症患者に対する医療強化に取り組む。
- 安全管理及び感染制御の体制強化について、前年度までに導入した安全管理研修プログラムや手指衛生教育プログラムをさらに広め評価し、必要に応じプログラムを改編する。
- 臨床研究を実施できるスキルを持つ医師、医療従事者等を養成しつつ、臨床研究実施調査を実施し、診療科における医師主導型臨床研究を推進する。
- 前年度検討した内容を踏まえ、新専門医制度や医療者のキャリアパスに関するシステムを構築し、必要な取組を実施する。
- 初期臨床研修を充実させるため、地域医療機関での研修を含んだ臨床研修プログラムを、令和2年度からの研修制度見直しに準じて必要な改正を行う。
- 女性医師等の支援体制をさらに充実させ、診療科等における具体的取組を実施する。
- 前年度の目標項目及び目標値の妥当性等を検証のうえ、目標項目及び目標値の設定を行い、達成状況を勘案した資源配分を行う。