琉球大学病院について
当院ではより良い医療を提供するために、臨床研究を行っています。
一部は国の臨床研究のルールに基づき、患者さんから直接同意を受けずに行われます。
これは、すでにある診療情報や余った検体を使用する研究で、個人を特定できる情報は含まれていません。
以下がその研究の一覧です。
臨床研究に関するお問い合わせや、ご自身の診療情報・検体の研究利用を望まない場合には、各研究の担当者までお知らせください。
| 診療科(部) | 研究課題名 |
|---|---|
| 大学病院本院およびDPC特定病院(研究代表部門:医学部保健学科老年看護学) | 看護提供方式と患者アウトカムの関連:後ろ向きコホート研究 |
| 認知症疾患医療センター | 機能MRIおよび構造MRIによる認知症の脳内ネットワーク変化の検討 -行動・心理症状(BPSD: Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)の神経基盤について- |
| 第3内科 | 慢性腎臓病患者の身体活動量が腎機能低下速度および 新規透析導入に与える影響に関する縦断研究 |
| 第3内科 | 総頸動脈拡張末期血流速度の左右比(CCA ED ratio)と頭部MR Angiography(MRA)の関係についての横断研究 |
| 第3内科 | 心血管イベントのバイオマーカーとしてのアキレス腱肥厚の有用性に関する研究 |
| 第3内科 | 模擬冠動脈モデル作成に関する研究 |
| 第3内科 | 沖縄県宮古島地区における脳卒中罹患率経年変化の要因研究 |
| 耳鼻咽喉科 | MRIを用いた内リンパ水腫評価 |
| 皮膚科 | 結節性多発動脈炎全国疫学調査 |
| 皮膚科 | 毛孔性紅色粃糠疹に関する多施設共同後ろ向き解析とQOL調査 |
本学における医学研究の倫理審査は、人を対象とする医学系研究倫理審査委員会、ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会において行います。
これらの委員会は、琉球大学で行われる人を対象とした研究が、個人の尊厳及び人権の尊重、個人情報の保護、その他の倫理的及び科学的観点から適正に実施さ れるよう、「ヘルシンキ宣言」および厚生労働省等の定める各指針に従い審議・調査するために、学長の諮問機関として設置された全学的な委員会です。
※薬事法上の承認を目的とした臨床試験(いわゆる治験)の審査については、大学病院の治験審査委員会で行います。
人(試料・情報を含む。)を対象として、傷病の成因(健康に関する様々な事象の頻度及び分布並びにそれらに影響を与える要因を含む。)及び病態の理解並びに傷病の予防方法並びに医療における診断方法及び治療方法の改善又は有効性の検証を通じて、国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される研究。