琉球大学病院について
当院ではより良い医療を提供するために、臨床研究を行っています。
一部は国の臨床研究のルールに基づき、患者さんから直接同意を受けずに行われます。
これは、すでにある診療情報や余った検体を使用する研究で、個人を特定できる情報は含まれていません。
以下がその研究の一覧です。
臨床研究に関するお問い合わせや、ご自身の診療情報・検体の研究利用を望まない場合には、各研究の担当者までお知らせください。
| 診療科(部) | 研究課題名 |
|---|---|
| 精神科神経科 | 精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究 |
| 検査・輸血部 | 本邦抗菌薬ディスクを使用した迅速薬剤感受性検査法の確立 |
| 第一内科 | 切除不能ステージⅢ非小細胞肺癌患者における同時化学放射線療法後のデュルバルマブの長期安全性及び有効性に関する観察研究(AYAME study) |
| 精神科神経科 | 神経発達症者の社会的コミュニケーションの困難さの評価法の確立に向けた質的研究および横断的な症例対照研究 |
| 皮膚科 | ハンセン病対策におけるリファンピシン耐性遺伝子検出法の確立と評価 |
| 皮膚科 | 皮膚疾患画像ナショナルデータベースの構築とAI活用診療支援システムの開発 |
| 皮膚科 | 皮膚疾患患者における残余血清を用いたバイオマーカーの探索 |
| 皮膚科 | 残余皮膚組織を用いたRNA・蛋白質の発現解析 |
| 皮膚科(形態病理学分野) | 沖縄県のヒト血管腫瘍の分子病理学的研究 |
| 放射線科・産婦人科 | 癒着胎盤におけるMRI 拡散強調像の有⽤性について |
本学における医学研究の倫理審査は、人を対象とする医学系研究倫理審査委員会、ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会において行います。
これらの委員会は、琉球大学で行われる人を対象とした研究が、個人の尊厳及び人権の尊重、個人情報の保護、その他の倫理的及び科学的観点から適正に実施さ れるよう、「ヘルシンキ宣言」および厚生労働省等の定める各指針に従い審議・調査するために、学長の諮問機関として設置された全学的な委員会です。
※薬事法上の承認を目的とした臨床試験(いわゆる治験)の審査については、大学病院の治験審査委員会で行います。
人(試料・情報を含む。)を対象として、傷病の成因(健康に関する様々な事象の頻度及び分布並びにそれらに影響を与える要因を含む。)及び病態の理解並びに傷病の予防方法並びに医療における診断方法及び治療方法の改善又は有効性の検証を通じて、国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される研究。