琉球大学病院について
当院ではより良い医療を提供するために、臨床研究を行っています。
一部は国の臨床研究のルールに基づき、患者さんから直接同意を受けずに行われます。
これは、すでにある診療情報や余った検体を使用する研究で、個人を特定できる情報は含まれていません。
以下がその研究の一覧です。
臨床研究に関するお問い合わせや、ご自身の診療情報・検体の研究利用を望まない場合には、各研究の担当者までお知らせください。
診療科(部) | 研究課題名 |
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大学病院本院およびDPC特定病院(研究代表部門:医学部保健学科老年看護学) | 看護提供方式と患者アウトカムの関連:後ろ向きコホート研究 |
皮膚科 | 免疫チェックポイント阻害剤治療腫瘍症例におけるmRNA監視機構活性と治療奏功の関わりの解析 |
心臓血管外科(第二外科) | 【重症虚血性僧帽弁閉鎖不全症に対する乳頭筋に介入した僧帽弁形成術の有用性に関する多施設共同研究】 |
産婦人科 | 子宮頸部胃型腺系病変のMRIに関する多施設共同研究 |
産婦人科 | 子宮頸部胃型腺癌における術前画像診断の精度評価、画像的特徴と予後との関連性の評価 |
小児科 | 小児造血細胞移植後早期におけるCD4 陽性リンパ球数と移植成績との関連 |
小児科 | 本邦小児における同種造血幹細胞移植後ワクチン接種の現状と生ワクチン抗体陽性化に影響する指標の調査研究 |
小児科 | 本邦における終末期小児がん患者の実態に関する研究 |
小児科 | 造血細胞移植前における栄養指標(nutritional risk index)と移植後合併症との関連 |
小児科 | 在胎 22-36 週の早産児および病的新生児における経静脈栄養を併用した栄養管理法の後ろ向きコホート研究 |
本学における医学研究の倫理審査は、人を対象とする医学系研究倫理審査委員会、ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会において行います。
これらの委員会は、琉球大学で行われる人を対象とした研究が、個人の尊厳及び人権の尊重、個人情報の保護、その他の倫理的及び科学的観点から適正に実施さ れるよう、「ヘルシンキ宣言」および厚生労働省等の定める各指針に従い審議・調査するために、学長の諮問機関として設置された全学的な委員会です。
※薬事法上の承認を目的とした臨床試験(いわゆる治験)の審査については、大学病院の治験審査委員会で行います。
人(試料・情報を含む。)を対象として、傷病の成因(健康に関する様々な事象の頻度及び分布並びにそれらに影響を与える要因を含む。)及び病態の理解並びに傷病の予防方法並びに医療における診断方法及び治療方法の改善又は有効性の検証を通じて、国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される研究。