琉球大学病院について
当院ではより良い医療を提供するために、臨床研究を行っています。
一部は国の臨床研究のルールに基づき、患者さんから直接同意を受けずに行われます。
これは、すでにある診療情報や余った検体を使用する研究で、個人を特定できる情報は含まれていません。
以下がその研究の一覧です。
臨床研究に関するお問い合わせや、ご自身の診療情報・検体の研究利用を望まない場合には、各研究の担当者までお知らせください。
診療科(部) | 研究課題名 |
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産科婦人科 | MINTプロジェクト |
産科婦人科 | JGOG3017 付随研究 再発・再燃卵巣明細胞腺癌における予後に関する検討 |
産科婦人科 | JCOG子宮内膜間質肉腫の組織型別予後と治療法に関する調査研究 |
産科婦人科 | 日産婦)子宮頸癌に対する妊孕性温存手術 |
産科婦人科 | 日産婦)本邦における若年子宮体がん妊孕性温存治療についての調査研究 |
精神科神経科 | 混合性うつ病の臨床評価および生物学的側面に関する研究 |
第一外科 (研究代表部門: 形態病理学講座) | Mieap不活性化が胃癌の生物学的特性へ及ぼす影響について |
整形外科 (研究代表部門: 形態病理学講座) | 沖縄県の軟骨肉腫におけるIDH変異とHIFシグナルとの関連について |
婦人科(研究代表部門: 形態病理学講座) | 沖縄県の子宮頸部病変におけるHPV感染について |
口腔外科(研究代表部門: 形態病理学講座) | 沖縄県の口腔癌・咽頭癌におけるHPV感染、ポリADPリボース活性と予後との関連について |
本学における医学研究の倫理審査は、人を対象とする医学系研究倫理審査委員会、ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会において行います。
これらの委員会は、琉球大学で行われる人を対象とした研究が、個人の尊厳及び人権の尊重、個人情報の保護、その他の倫理的及び科学的観点から適正に実施さ れるよう、「ヘルシンキ宣言」および厚生労働省等の定める各指針に従い審議・調査するために、学長の諮問機関として設置された全学的な委員会です。
※薬事法上の承認を目的とした臨床試験(いわゆる治験)の審査については、大学病院の治験審査委員会で行います。
人(試料・情報を含む。)を対象として、傷病の成因(健康に関する様々な事象の頻度及び分布並びにそれらに影響を与える要因を含む。)及び病態の理解並びに傷病の予防方法並びに医療における診断方法及び治療方法の改善又は有効性の検証を通じて、国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される研究。