琉球大学病院について
当院ではより良い医療を提供するために、臨床研究を行っています。
一部は国の臨床研究のルールに基づき、患者さんから直接同意を受けずに行われます。
これは、すでにある診療情報や余った検体を使用する研究で、個人を特定できる情報は含まれていません。
以下がその研究の一覧です。
臨床研究に関するお問い合わせや、ご自身の診療情報・検体の研究利用を望まない場合には、各研究の担当者までお知らせください。
診療科(部) | 研究課題名 |
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精神科神経科 | 認知症疾患医療センター受診者の背景要因に関する後方視的調査 |
第三内科 | 腎疾患横断的な糸球体、尿細管間質、血管の形態変化の臨床的意義に関する調査研究 |
検査・輸血部 | 血球分析装置より出力されるリサーチ項目(NE-WX,NE-WY)と骨髄異形成症候群および敗血症との関連解析 |
整形外科 | 特発性大腿骨頭壊死症における 大腿骨頭壊死領域および寛骨臼形態の3 次元画像評価 |
検査・輸血部 | 新規評価用凝固因子欠乏血漿を用いた血液凝固因子活性測定法の分析性能の検討 |
第三内科 | 当院脳神経内科外来におけるパーキンソン病患者の臨床的特徴に関する後ろ向き研究 |
第三内科 | 心膜炎の診療と予後についてのレジストリ |
産科婦人科 | 思春期女性へのHPVワクチン公費助成開始後における子宮頸癌のHPV16/18陽性割合の推移に関する疫学研究(第II期;2019年4月-2026年12月) |
第三内科 | AI 解析を利用した大動脈弁狭窄症の包括的なレジストリの構築 |
研究主体: 血液免疫検査学, 診療科: 病理診断科, 第二内科 | 病理組織検体を活用した造血器腫瘍の臨床病理学的研究 |
本学における医学研究の倫理審査は、人を対象とする医学系研究倫理審査委員会、ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会において行います。
これらの委員会は、琉球大学で行われる人を対象とした研究が、個人の尊厳及び人権の尊重、個人情報の保護、その他の倫理的及び科学的観点から適正に実施さ れるよう、「ヘルシンキ宣言」および厚生労働省等の定める各指針に従い審議・調査するために、学長の諮問機関として設置された全学的な委員会です。
※薬事法上の承認を目的とした臨床試験(いわゆる治験)の審査については、大学病院の治験審査委員会で行います。
人(試料・情報を含む。)を対象として、傷病の成因(健康に関する様々な事象の頻度及び分布並びにそれらに影響を与える要因を含む。)及び病態の理解並びに傷病の予防方法並びに医療における診断方法及び治療方法の改善又は有効性の検証を通じて、国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される研究。