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病院長就任のご挨拶


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 平成31年4月1日より琉球大学医学部附属病院長に就任いたしました大屋祐輔です。本院の使命である、沖縄県の地域医療の向上、高度・先進医療の県民への提供、地域やアジアに根ざした医学研究の推進、さらに6年後に予定されております、西普天間地区への医学部と附属病院の移転の準備を滞りなく進めたいと思います。


 さて、医療法の改正により、今回の病院長選考過程は新しいものになりました。特定機能病院である大学病院は、安全管理に係るガバナンスの確保を目的に、「開設者(大学学長など)と特別の関係にない者」を含む選考委員会を設置し、「医療安全管理業務の経験」や「当該病院内外での組織管理経験」などを有する人物を病院長とするように定められました。琉球大学長の設置した病院長候補者選考会議の推薦を経て、2月の終わりに学長より病院長の指名を受けました。これまで、平成27年より4年間副病院長を務めており、平成29年から2年間は、安全管理対策室長と医療安全管理責任者となり、本院の医療安全の確保と充実に取り組んできました。この経験を、新病院長として本院の機能向上に生かしたいと思います。


 本院は、「病める人の立場に立った、質の高い医療を提供するとともに、国際性豊かな医療人を育成する」を理念として掲げています。質の高い医療とは、安全・安心で、信頼される医療のことを指すと考えます。また、沖縄の地域性を考えると、本院は「最後の砦」として、急性期医療等の総合的診療から専門性の高い先進・高度医療までの幅広い診療を行うことも求められています。さらに、診療のみならず人材育成機関として、地域医療を理解する医療者の育成、離島や北部地域の支援などを通して沖縄の地域医療を守ることも使命の一つです。加えて、ロボット、AI、ICTなどの先端技術を生かした新しい医療の開発も、沖縄県の産業振興と連携しながら進めることも期待されています。


上記を推進するために考えていることを下に列記します。

1)コミュニケーションを促進しましょう。部署内、部署間、職種内、職種間などのコミュニケーション、患者と医療者のコミュニケーションなど、さまざまなところでのコミュニケーションが取りやすい環境作りに努め、相互理解を進めるように気を配りたいと思います。

2)次世代を担う、医療者や事務担当者の育成です。西普天間の新しい病院で中核として働くこれからの世代に、未来の医療や理想の医療を考えてもらい、新病院の設計や運営計画作りに生かして欲しいと思います。大学病院らしいon the job trainingに根ざした人材育成と魅力的な新病院づくりを合わせて進めたいと思います。

3)医療安全体制の充実です。これは、人材育成機関であり、新規医療・高度医療を実施する特定機能病院であり、研究機関である大学病院にとって不可欠なことです。

4)安定した経営基盤の確立です。日々の診療より出てくる、さまざまな医療情報を最適な形で利用する体制とそれらを病院運営に生かすことができる人材育成に力を入れたいと思います。


皆様のご指導ご支援のほどお願い申し上げます。


琉球大学医学部附属病院長
大屋 祐輔