大屋祐輔 病院長 巻頭の挨拶 明けましておめでとうございます

 2020年は新型コロナ感染症のために世の中が一変しました。外来患者さん、入院患者さん、およびご家族の方には、たいへんご不自由をおかけしています。
 琉大病院は、地域の中核病院として、また、高度医療を提供する病院として、他の病院と役割分担を行いつつ、大学でしか行うことができない診療を含め幅広く診療を行っています。また、皆様に少しでも安心して受診および入院していただけるように、感染対策チームを筆頭に病院全体で感染予防対策に取り組んでおります。この難局を乗り越えるためにも、引き続き、ご理解、ご協力、ご支援のほどお願い申し上げます。
 さて、琉大病院では、入院前オリエンテーションのための来院をお願いしています。病院に来る回数が1回増えるように感じられるかも知れませんが、このように入院前の段階から、入院中や入院後のことまで、診療の流れを確認して、より安全に、より効率的に入院診療を行うことで、結果としては、診療に要する日数全体は減っていくとされています。
 より安全で、 質の高い診療のために、 ご協力をお願い申し上げます。
干支のイラスト