琉大病院HOTLINE
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特集コーナー
 平成22年1月4日の仕事始めを検査部は緊張のなかで迎えました。去年1年間をかけて新しい検体検査部門と採血部門の刷新を準備してきたその成否が試されたのです。職員皆、果たして順調に稼動するのか、稼動してくれるのか不安で、不安で。準備を進めてきた臨床検査技師の医療系職員にはとてつもなく大きな“変化”だったのです (のんびり、どうなることかと高みの見物は部長だけだったという噂)。ただ、部長からのメッセージは声を大にして伝えました。“変化することを恐れない、変化することを楽しんで欲しい”。大丈夫、皆さん自身が計画し、選択し、自己責任をもって自己決定した装置、設備が今、ここにあるのです。大きな誇りと満足をもって臨みなさい (部長の思い)。


 

 今回導入された機器装置、設備には随所に斬新なアイディアが盛り込まれています。採血部門には大型液晶テレビ、患者さん自ら受付をする自動受付装置 (県内初)、バームクーヘンと呼ばれる腰痛患者用の椅子等々。外来棟屋上には小規模ながら医学部キャンパス初物の太陽光発電パネルまで (液晶テレビ2台分の電力を供給)・・・なんせ、仕様書の第1頁には“エコ対応 (電気、水、紙、ヒト、占有面積) を念頭におくこと”と明記したのですから。

 出来上がってみて大満足。遠くは北海道から撮影したDVDを送って欲しい、否、当方は職員を直接派遣するので見学させて欲しいといった申し出が全国津々浦々から寄せられています。
   ・年の始めに・・・“変化”[http://www.hosp.u-ryukyu.ac.jp/labo/kyouju/h220121.html]

 お正月過ぎて次なる変化は、医療支援課の再来受付より20分早い“朝8時からの外来採血”でした。外来患者さんを漫然と外来ホールに待たせておかない、早く採血すれば早く検査の結果が届き、診察の時にはその日の朝の検査結果で医師が診療できる (診察前検査)。初日、3月1日朝の様子は検査部ホームページに紹介してあります。
「とても、ありがたいです。これで、学校の授業に間に合います」という女子高校生の感謝の言葉、第1号の採血患者さんは、なんと退職された前病院長だったこと・・・最近は事情を知った再来患者さんが毎日、10人〜20人と8時20分以前に検査部採血室に来られるようになりました。

 

 

 最後に、極々最近の吉報を報告します。5月28日、検査部副技師長の仲宗根勇君が微生物・感染症・公衆衛生の領域の栄える「小島三郎記念技術賞」を受賞したのです。検査部では、ほぼ毎年のようになんらかの受賞ニュースがあるのですが、今回の小島三郎賞は圧巻です。なんせ、金粉塗りの表彰状と楯ですから。おめでたい話で検査部の近況報告を終わります。

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