診療情報の開示について
琉球大学病院長
患者さんやその家族等から診療情報の開示請求があった場合は、本院の実施要項等に基づき
手続をいたします。
開示は下記の方法並びに手順で行いますが、患者さんの個人情報を適切に取り扱うため、
手続を厳格にしていますことをご理解くださいますようお願いします。
1.開示の手続について
手続は本院で行います。電話や郵送による請求は「患者本人であること」又は「請求者本人であること」が確認できませんので、原則として受付できません。
※ 電話による問い合わせ・相談は可能です。
受付時間 | 平日 9:00~12:00 13:00~16:00 |
窓 口 | 医事課 病歴事務係 |
(外来ホール2階「②番再来窓口」から呼び出してください) | |
開示方法 | 閲覧又は複写(コピー)の交付 |
料 金 | 複写料(電子式) 1枚につき 30円 |
画像CD/ⅮⅤⅮ複写料 1枚につき 2,200円 |
2.手続の方法・手順
(1)開示の説明・請求者の確認
① 初めに、窓口担当者から、開示の概要、手続の方法・手順、料金について説明します。
② 次に、請求者が申請要件を満たしているかを確認します。
請求できる方
◯ | 15歳以上の患者本人 |
◯ | 15歳以上の患者本人で、合理的な判断ができない場合は、法定代理人又は現実 |
に患者の世話をしている親族若しくはこれに準ずる者 | |
◯ | 15歳未満の者は、親権者若しくは法定代理人 |
◯ | 患者から代理権を与えられた親族若しくはこれに準ずる者又は任意代理人 |
◯ | 患者本人が死亡している場合は、患者の配偶者、子、父母又はこれに準ずる者(こ |
れらの者の法定代理人を含みます) |
(2)申請書の記入・提出
窓口担当者と一緒に内容を確認しながら「申請書」をご記入いただきます。提出時には、申請書への捺印、顔写真付きの身分証明書(写し)の提出が必要です。
※ 請求者が患者本人ではない場合は、患者本人との関係を証明する書類(写し)が別途必要です。
請求時にご準備いただくもの
◯ | 請求者の印鑑 | ||||||||||
◯ | 請求者の身分証明書(免許証等の顔写真付きのものを基本とします) | ||||||||||
◯ | 請求者が患者本人ではない場合は、患者本人との関係を証明する書類 | ||||||||||
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◯ | 患者本人の氏名、生年月日、住所及び連絡先(可能であれば診察券のID番号) | ||||||||||
※ | 上記のうち証明書及び書類に関しては、その写しを1部提出いただきます。 |
(3)申請書の受理・適否確認
① 申請書の受理後は、当該診療科に対して「開示の差し支え」を確認します。
② 診療科長は開示内容を確認し、差し支えの有無を病院長に回答します。
③「差し支えあり」の場合は、本院の診療情報提供委員会で審議し、その結果を病院長に
報告します。
④ 上記の手続を踏まえ、病院長が開示の適否を判断します。
開示対象の例外
◯ | 開示することで、患者本人の心身の状況を著しく損なう恐れがある場合 |
◯ | 開示することで、患者本人と第三者(家族等)との関係が悪化する恐れが |
ある場合 | |
◯ | 患者本人以外の者から請求があったが、患者本人が開示を希望していない場合 |
◯ | 請求のあった診療情報が存在しない場合 |
◯ | 請求のあった診療情報の開示が、法令により禁止されている場合 |
◯ | 開示に係る料金の負担について同意を得られなかった場合 |
(4)開示の適否を請求者へ連絡
① 窓口担当者から請求者に対して、開示の適否を電話連絡します。
※ (3)や診療情報の準備(コピー取り)に時間を要するため、手続には最長で30日間の
時間をいただいております。
② 開示決定後は、開示する日時について窓口担当者と調整してください。その際に、料金
についてご確認ください。
(5)開示及び開示料金の支払い
開示は、本院にて請求者に対し行います。
① 複写の交付について
外来ホール2階「⑤番支払窓口」にて料金をお支払いいただいた後にお渡しします。
② 閲覧について
・「診療情報の記載内容」について、請求者から求めがある場合は、医師等から説明いた
します。
・「治療等に関する相談」は医療行為となりますのでお受けできません。この場合、まずは、
かかりつけ医にご相談ください。
3.開示に関する相談窓口
診療情報の開示に関してご不明な点がございましたら、下記へご相談ください。医事課 病歴事務係
連 絡 先 TEL 098-895-3331(内線2188)
受付時間 平日 9:00~12:00 13:00~16:00
4.参 考
(1) 申請書(別紙様式1)
(2) 申請書(別紙様式1)記入例