「看護QIチャンピオン賞」を受賞しました!

周産母子センター
看護師長 西 みゆき
 看護部では、平成25年より一般社団法人日本看護質評価改善機構の「Web版看護ケアの質評価総合システム」を導入し、看護の質改善に取り組んでいます。
 このWeb版看護ケアの質評価は、看護ケア6つの領域を評価するもので@看護師の行った実際の看護ケア(過程)の評価、A看護師長による看護ケア提供のしくみ(構造)の評価と調査期間のインシデントの発生件数(結果)をWeb上で入力し、B患者さんには退院時にアンケート(紙面)で提供された看護ケアに対する満足度(結果)を回答いただくものです。
 それぞれが評価したものを「構造」「過程」「結果」と合わせて分析することで改善点を的確に見出すことができる仕組みとなっており、その結果から自部署の課題を抽出し、今後の取り組みについて話し合い、看護の質のさらなる向上と継続に繋げています。 今回、平成30年度看護ケアの質評価・改善において最も高い評価を受け、日本看護質評価改善機構より「看護QIチャンピオン賞」を頂きました。
過去6年間、継続して質評価の結果をスタッフ全員で共有し、強化したい項目と目標を掲げ、「誰が」「いつ」「どのような方法で」「どうする」など具体的な取り組みや患者さん個々の状況に応じた看護展開が十分できるリーダーや役割モデルナースの育成が今回の結果に繋がったと考えます。
 スタッフ一同、関係各位の皆様へ感謝申し上げると共に、より一層、患者さん・ご家族・地域から期待される看護が提供できるよう質向上への取り組みを継続していきたいと思います。今後とも、看護の質向上にご支援・ご協力を宜しくお願い致します。

周産母子センター 集合写真