今年の動向

 平成13年1月6日に琉球大学医学部・附属病院は中央省庁の一府十二省庁体制により、文部省から文部科学省に統合されました。

 本院は、現在の複雑な課題に柔軟・的確に対応できるシステムを確立し地域の期待に十分対応し、地域医療に益々貢献する病院として日々努力しています。

 国立大学医学部・附属病院を取り巻く現状は厳しいものがあります、私たち職員は危機感を持って日常の管理運営に努力しています。

 国際協力としては、ラオス国の医療向上に積極的に協力しており、日本の無償援助で平成13年2月にラオス国のセタティラート病院が新築され開院式典が行われる予定です。また本院は短期及び長期にわたり医療の専門家をセタティラート病院に派遣し技術協力を推進しています。

 なお昨年琉球大学医学部職員の善意により寄贈された沖縄産の「シーサー」はラオス国セタティラート病院の正面玄関に無事設置されました。            

(総務課)

ラオス国 セタティラート病院に設置された「シーサー」

 

 西暦2001年、医療保険分野の新しい世紀の幕開けは、老人医療費の一部負担金の改正から始まり、これまでの一部負担金定額負担制から定率1割負担制に改められました。

 年ごとに診療報酬の制度が改正され、分かりにくくなっていますが、患者様の疑問や質問に親切丁寧に対応いたします。

 

 【平成13年の医事課の目標】

 1 患者様へのサービス向上 ・患者様に親切丁寧に対応し、窓口のスピードアップを図る。

   ・病院玄関、外来ホールの快適な環境づくり    

   ・病院ボランティアの一層の充実    

   ・窓口のオープン化  

 2 栄養管理業務の向上

   ・おいしい病院給食の提供

   ・選択メニューの拡大   

   ・ 栄養指導の充実      

(医事課)

 

 今年、1月20日(土)、21日(日)から、大学入試センター試験が実施され、学務課では「試験」、「卒業式」、「入学式」と行事が目白押し、まさに「学務課シーズン」を迎えることになります。ここで今後のスケジュールをいくつか紹介します。

 まず、1月26日(金)に大学院医学研究科(博士課程)2次学生募集試験・論博外国語試験、2月8日(木)に保健学科推薦入学試験、2月15日(木)に大学院保健学研究科(修士課程)外国人選抜試験、2月25日(日)に個別学力試験(前期日程・私費外国人)、2月26日(月)に保健学科帰国子女試験、3月12日(月)に医学科後期日程試験、3月13日(火)に保健学科後期日程試験、3月23日(金)に卒業式、4月5日(木)に入学式となっております。

 なお、大学入試センター試験については、沖縄県内での受験者は3,459人で、その内、医学部で担当する那覇高等学校試験場では800人が医学部教職員の皆様の協力で大学入試センター試験が実施されます。                       

 (学務課)

 


クリスマス・お正月の食事はいかがでしたか?

 栄養管理室では、年末・年始を病院で過ごされる患者様に、少しでもクリスマスやお正月の楽しい気分を味わって頂こうと、特別メニューを準備しました。クリスマスには、チキンとクリスマスケーキにクリスマスカードを添え、大晦日には、年越しそば、元旦には折り詰めのおせちにカードを添えてお出ししました。また、正月2日目には沖縄のナントゥモチと郷土の味も取り入れてお出ししましたが、患者様にはクリスマスのメニューが好評でした。

 患者様には、少しでもご家庭でのクリスマス、お正月の気分を味わって頂けましたでしょうか。  今年も、患者様に入院生活の中で食事を楽しみにして頂けるよう、いろいろな季節の行事にあわせてバラエティにとんだ食事をお出しできるよう栄養管理室一同努力してまいります。                 

(栄養管理室 大城ちか子)

 




  前のページ(No.12 p.1)
  次のページ(No.12 p.3)


  琉大病院HOTLINE目次


ホームページに戻る