九州・沖縄サミット対策委員会の設置

 平成12年7月下旬、九州・沖縄サミットの首脳会議が沖縄県で開催されることが決まりました。

 当院では、本サミットにおける医療支援を円滑に推進するため琉球大学医学部附属病院九州・沖縄サミット
対策委員会を設置いたしました。本サミットに関連する緊急医療体制、緊急看護体制、医療用施設設備、病棟
運用など医療支援に関する必要事項を処理する委員会です。

 病院長を委員長とし診療科長、中央診療部の部長、看護部長、事務部長などの委員で構成されています。

 第18回長野オリンピック冬季競技大会の医療を全面的に支援された信州大学医学部・附属病院の経験を生
かし、九州・沖縄サミットが成功するよう支援いたしましょう。



大学病院の経営改善に関する総務庁の勧告

 全国の国立大学附属病院に関する行政監察を行っていた総務庁は、平成9年12月から行っていた監察結果をまとめ5月18日、文部省に対して各病院における経営管理指標の設定、医療従事者の適正配置などに早急に取り組むよう勧告しました。主な内容について紹介します。 

1 経営改善の推進

 1)病院の経営実態の把握・分析
 2)財務諸表の作成や経営管理指標の設定
 3)一般医療に係る支出については、診療収入の範
   囲で賄うという考え方の導入
 4)管理運営についての外部評価

2 経営管理体制の整備

 1)病院経営分析専門職員の活用
 2)経営改善委員会等の活用
 3)経営管理面で病院長を補佐する機能の充実方策
   の検討
 4)病院経営分析専門の本来業務への従事

3 医療従事者の適正配置

 1)看護助手の外部委託の推進による合理化
 2)医薬分業を推進し院外処方箋の発行率を高める
   ことや機械化
 3)調剤業務等に係る薬剤師の合理化
 4)外部委託の推進
 5)配置の見直し
 6)看護助手、臨床検査技師及び薬剤師の合理化

4 業務の外部委託の推進とその適正化

 1)患者給食、医事事務、窓口事務の外部委託
 2)外部委託の実施に当たって随意契約としている
   業務の一般競争入札の適用の拡大
5 病院運営の改善による収入確保

 1)病床配置の見直し
 2)診療科間の病床の共通利用
 3)診療報酬請求前の点検の充実等による診療報酬
   請求事務のより一層適切な実施
 4)地域の医療機関等との一層の連携により診療報
   酬上の紹介率の向上

6 患者サービス等の充実

 1)再診患者について、全診療科において時間を指
   定した予約制の導入
 2)初診患者に対する予約制の導入について検討
 3)ボランティアを更に積極的に受け入れる
 4)ボランティア活動上の安全対策等の徹底

7 その他

 1)医薬分業の推進
 2)契約事務担当職員の配置の適正化
 3)診療等に関する諸料金規程の改正手続きの簡素
   化や過誤納金の還付処理の迅速化簡素化、収納
   業務の合理化
 4)インフォームド・コンセントの充実





                        



病院花だより

 6月の始めに、病院正面玄関と夜間入り口付近にある花壇に花の植栽を行いました。これは、世界環境デーにちなみ、医事課の職員ボランティア(通称:ガーデニンググループ)が行ったもので、百日草、ひまわり、マリーゴールドの3種類。

 気の早い百日草は翌日から花を咲かせ、患者様をはじめ来院の皆様に鑑賞していてだきたいと願っています。これからも、花の植栽、草刈りを季節にあわせ行いますので、参加されたい方は医事課までご連絡下さい。

 

 植栽作業の職員    花を咲かせた百日草




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