検査・輸血部 部長

前田 士郎

 

新時代の次世代医療に貢献するために
 
皆様、こんにちは。琉球大学病院検査・輸血部の前田と申します。
初代部長外間政哲教授、2代目部長山根誠久教授の後を継ぎ、2014年より3代目を拝命させて頂いております。元日に発生した能登半島地震により甚大な被害が発生し、現在も多くの方が避難生活を余儀なくされておられます。被災されている皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
 
当検査・輸血部は2017年に国際標準化機構臨床検査室認定ISO15189を取得し、この認定によりさらに精度の高い検査・輸血業務に取り組んで参りました。昨年202312月に4回目のサーベイランス審査を受け、さらにバージョンアップした検査・輸血部になったと実感しております。引き続き臨床現場のスタッフの皆様さらには患者様のご意見を頂きながら、山内技師長を中心として、より良い検査・輸血部となるべく日々努力をしていきたいと存じます。また、琉球大学病院は2025年1月に西普天間キャンパスへの移転を控えております。私ども検査・輸血部も、スムーズに移転できるよう取組みを始めておりますが、初めての事であり日々の日常臨床業務とあわせ、慌ただしい日々が続いております。
さて、がんゲノム医療が開始され5年が経過し、昨年にはいわゆる「ゲノム医療法」が制定され、今後はプレシジョンメディスン、ゲノム医療等新時代の次世代医療推進がさらに加速すると思われます。琉球大学病院検査・輸血部も「新時代の次世代医療」の構築のために、さらなる貢献をしていきたいと存じますので、どうか、今後ともご指導ご鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。
 
令和6年4月

検査・輸血部 技師長

山内 恵

 
琉球大学病院 検査・輸血部のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。また、日頃より当検査・輸血部にご理解、ご協力を賜り心よりお礼申し上げます。
 
臨床検査部門では、診療に欠かすことのできない情報である「検査結果」を正しく、より速く届けるために検査スタッフが一丸となって日々の検査業務に取り組んでおります。我々の果たす役割が“患者さん一人一人の生命と繋がっていること”を意識しながら、責任と誇りをもって臨床検査に携わっております。
 
当検査・輸血部は、201712月にISO15189に基づく臨床検査室認証を取得し、国際的にも通じる検査室として“精度が保証された質の高い検査”を提供できるよう、継続的に様々な活動を進めております。「信頼できる検査」「安心できる検査」を提供できるよう、臨床の先生方、患者さん、臨床検査を利用する全ての人が満足できる検査室を目指し、今後も努力を続けていきたいと考えております。
 
また、大学病院にある臨床検査部門として「診療」・「教育」・「研究」の3つの使命を果たせるよう、検査業務に加えて、医療人育成のための教育活動、新たな知見の探索や技術の開発などの研究活動にも積極的に取り組んで参ります。これらの活動成果が臨床検査医学の発展に貢献できることを期待したいです。また、各検査部門には認定資格を取得した技師が数多く在籍しており、専門性のより高い知識と技術をもって、これらの活動に大きな力を注ぐものと確信しております。
 
「患者さんの立場に立って、考え、動く臨床検査室」であることに加え、「変化する医療に対応できる臨床検査室」となるよう日々精進して参ります。
 
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
令和28