イベント 病院の霊安室前花壇に花を咲かせましょう!

医学部保健学科成人・がん看護学分野 准教授 特別管理産業廃棄物管理責任者 大湾 知子

 平成27年10月13日(金)15:30〜17:00、経営管理課・経営企画課・総務課・医療支援課の職員15名、学外ボランティア1名合計16名で琉大附属病院の霊安室前に青色の花が咲くアメリカンブルーの苗を植えました。その場所では、お亡くなりになられた患者さんをお見送りします。お花のある花壇は、患者さんやご家族の皆さまの心を癒してくれます。職員のあたたかい両手に包んだ幸せいっぱいのアメリカンブルーの花が、琉大病院に入院された患者さんに良かったと実感できるように、花壇に花を咲かせましょう!と、先ずは、花壇の雑草をビニール3袋分取り除き土づくりから始め、みんな心一つになりショベル、クワ、ヘラで耕しました。土が柔らかくなってから堆肥を入れ、心をこめて苗をカッコウ良く並べて水を与えました。このアメリカンブルーは、沖縄の台風にも力強く、末広がりに豊に花が太陽を仰ぎ咲きます。
 作業終了後には、徳明会の職員がおいしいお茶をご寄付くださいました。

お知らせ 高気圧酸素治療が復活しました! 〜大型治療装置が完全復旧し、新たに1人用治療装置も2台入りました〜

高気圧治療部長 合志 清隆

 昨年(2015年)の台風で、大型治療装置の一部が破損し、治療を必要とされる方々と医療機関の皆様方には大変なご迷惑をおかけしておりました。改めてお詫び申し上げます。治療装置は完全復旧し、昨年11月から治療を再開しております。
 この治療法はさまざまな病気に用いられており、潜水病(減圧障害)、軟部組織の重症感染症やガス中毒など命の危険があるもの、腸閉塞、網膜動脈閉塞症、脳梗塞、脊髄麻痺や放射線の副作用などの重症なもの、さらに多いものでは糖尿病や高齢者にみられる皮膚潰瘍、あるいは突発性難聴などがあります。これら以外にも創(キズ)の治りが良くなりますので、形成外科、高齢者、リウマチなどの方々の手術後に用いられています。
 特殊救急・集中治療ないし先進医療として、多少ともお役に立てればと考えています。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

復旧した大型治療装置
復旧した大型治療装置
11月に新設した1人用装置
11月に新設した1人用装置