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診療科のご案内(耳鼻咽喉科)
image当診療科は「耳鼻科」がニックネームですが、正式には「耳鼻咽喉・頭頸部外科学」と呼び、上気道、口腔咽頭、上部食道などの生命に直結する機能障害から、聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚などの感覚障害、音声言語を介するコミュニケーション障害、顔面・頸部の形成外科的疾患まで、広範多岐な疾患をカバーしております。
 本領域における沖縄県の中核病院として、聴力改善手術(鼓室形成術・アブミ骨手術・人工内耳など) を中心とした耳科手術および機能的再建を含めた頭頸部手術を要する患者様が数多く紹介受診されています。その他、内視鏡下鼻・副鼻腔手術、アレルギー性鼻炎に対するレーザー手術、音声改善手術、顔面の整容・形成外科的手術などの小手術はもちろん、急性難聴、めまい、顔面神経麻痺など、早期の治療を要する病気にも対応致しますので、耳鼻咽喉科外来まで電話でご相談ください。

楽しいレジャーのするために ハブクラゲにご用心
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救急医学(救急部)
久木田 一朗
image海水浴シーズンになってきました。沖縄の海は美しく、鮮やかな色の熱帯魚を見ることもできますが、海の危険生物にも注意する必要があります。ハブクラゲに刺される被害は沖縄県での海洋生物による被害のなかで最も多く、毎年100件以上、2002年には194件あったとされています。刺された時期は5月から9月ごろまでに限定され、8月が最も多くなっています。  
 クラゲは獲物を取るため触手に多数の刺胞と呼ばれる毒をためた袋を持っています。クラゲの触手に体が触れると刺胞の針が発射されて皮膚にささり、刺胞の毒素が皮膚というバリアを通り抜けて体内に入ってしまいます。体に入った毒が痛みやさまざまな症状を引き起こし、小児では死亡することもあります。
 被害を防ぐため、クラゲ侵入防止ネット内で泳ぐという予防策があります。刺された場合は、すぐ海から上がり、触手や刺胞が皮膚にみえたらこすったりせず、酢をかけてビニール袋ごしにそっとはがします。呼吸や心臓が止まった場合はすぐに人工呼吸や心臓マッサージを行い、救急車を呼びましょう。


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