琉大病院 HOTLINE
第 26 号
平成17年7月11日
発行
琉球大学医学部
附属病院広報委員会

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image 法人化と琉大病院 患者様指向の医療と安全の向上を目指します。
 琉球大学医学部附属病院長 瀧下 修一

私は昨年の4月1日より病院長を務めています。循環系総合内科の科長との併任ですが、法人化後の病院長は病院運営改善の責任者としての比重が大きくなっています。皆様に信頼される病院を目指していますので、宜しくお願い致します。このホットライン誌は従来、患者様および職員のための情報誌でしたが、このたび患者様・県民の皆様のための琉大病院からの情報誌として新しい気持ちで
リニューアルしました。よりわかりやすく、身近な情報誌として皆様にお届けしたいと思います。
昨年4月より国立琉球大学から国立大学法人琉球大学となり、本院は法人化した大学の医学部附属病院として運営されています。しかし、法人化によって皆様にご迷惑をお掛けすることはありません。正直申しまして、法人化前まではどこかに親方日の丸的な気持ちがありました。今後は、総合的な改善を図り、なかでも患者様を意識した医療をおこなうことが重要であると考えています。「患者さん」から「患者様」と呼び名を変えて済む問題ではありません。琉大病院の医療が患者様の満足度を上げることを意識した患者様指向の医療になるようにします。この中には医療情報の適切な提供、望ましい方法でのインフォームドコンセントの取得、個人情報の保護なども含まれます。皆様からは遠慮なく、至らぬ点やお気づきの点をお知らせいただき、また、ご提案をいただきたいと思います(投書箱もございます)。これらと同時に、医療の技術面におきましても、沖縄県唯一の特定機能病院として高度先進医療を提供するとともに、地域の中核病院として一般診療についても一層の質の向上を図って行きます。
高度の医療を効率よく行うには、安全の確保に努めねばなりません。このたび安全管理の総合的マネージャーを増やしましたし、職員の安全管理・事故防止のための意識、方策のさらなる向上を図っています。
琉大病院が変わったなあと思われるには少し時間が掛かるとは思いますが、職員一丸となって努力していますので、皆様方におかれましてもご助言、ご指導をお願い申し上げます。
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