感染対策室では、斎藤厚室長を中心に6名のICD（Infection Control Doctor：感染対策専門医師）と4名 のICN（Infection Control Nurse：感染対策専門看護師）が連携して、院内における患者様と職員の皆様そ して研修生や実習生の健康をめざして感染対策活動を行っています。

◇平成14年度ワクチン接種およびツベルクリン接種に関する院内感染対策

　斎藤厚室長を中心に、平成14年5月28日〜7月2日の期間に各診療科医師と看護部の感染対策室員、保健学 科看護教官そして平良政吉郎職員係長と内原厚志専門職員の協力をいただきワクチン接種およびツベルクリン 接種を実施しました。
◯ツベルクリン接種1回目（2回目）：ICD 比嘉太先生担当
　平成14年度新規採用職員86名（76名）、医学科学生　98名（91名）、保健学科学生40名（40名）
◯麻疹ワクチン抗体価測定（ワクチン接種）：ICD 　新里敬先生担当
　平成14年度新規採用職員107名（9名）、医学科学生　93名（11名）、保健学科学生43名（6名）
◯HBs抗原・抗体検査：副室長佐久川廣先生担当
　職員515名、大学院生36名、研究生10名
◯インフルエンザワクチン接種：ICD 健山正男先生担当
　今年秋にインフルエンザワクチン接種のため協　力の呼び掛けをしております。

◇手指消毒綿の検討

　ICN津波浩子副看護部長を中心に、院内における手指消毒綿の検討を行っております。ICN上原勝子看護師長 を中心に、看護部感染対策小委員会と連携して手洗い教育を含む巡視を行っております。

◇サーベイランス

・CVサーベイランス：ICN佐久川廣美副師長を中心に病棟の看護職室員の協力により継続しています。
・SSIサーベイランス：ICD久田友治先生を中心に整形外科医と医師・看護師感染対策室員と連携しています。
・レジオネラサーベイランス：ICD 健山正男先生を中心に病棟のレジオネラ感染対策を行っています。

◇感染対策実践教育

　平成13年7月1日に本院は、日本環境感染学会より教育施設としての認定証（平成13年7月〜平成18年7月迄）を受けて1年目を迎えました。英国Birmingham大学のJudyさんから本院の感染対策活動について学習したいとの希望があり、ICN 大湾知子先生が10階東病棟の多和田久美子看護師長の協力を得て感染症病室を案内し、感染対策活動を紹介をしました。Judyさんから嬉しいおたよりを頂きました。
　I would like to take this opportunity to thank you for all of your help while I visited the Ryukyu Medical School and Hospital a few months ago. I thoroughly enjoyed my time there, my only regret is that I didn't visit once more before returning home to England.
The hospital had many practices that we in the UK can learn from. In particular, your internal mail system. This visit reinforced my desire to follow medical based career and showed me how multi-faceted the world of medicine is.
I hope to revisit Okinawa and　the hospital. Once again, I extend an invitation to you, if you are ever in England again, to visit me in Birmingham University; I too will give you a personal tour of our medical school. Please extend greetings to everyone that I met on that day, and thank them for their hospitality and warm reception. I hope everyone is well and wish them all the best for the future.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Judy

（感染対策室：内線3380）