より質の高い医療を目指すには、医療提供者と患者様が診療情報を共有することや、患者様による自己決定
が不可欠です。また、患者様の個人情報は、本人によってコントロールされるべきであるとの考え方などか
ら、患者様自身に診療情報を提供することの重要性が叫ばれています。

　一方、病院側にとりましては情報提供の範囲、提供の方法、内容などについての審議が必要になって参りま
した。そこで、これらを検討するために標記の委員会が本年３月１６日に設置され、委員も決定しておりま
す。この件についてのお問い合わせは総務課・庶務係に御連絡下さい。

　栄養管理室では、入院患者様に提供する食事は治療の一環として、病態に応じた献立を用意し、少しでも疾
病の治癒・回復に役立つよう工夫し、改善に日々取り組んでいます。病院給食は、「早い・冷たい・まずい」
というイメージがありましたが、当院では、数年前から「適時適温給食」を提供するため夕食は６時、とした
ほか温冷配膳車を導入し、お味噌汁は温かく、牛乳やデザートは冷たくと、少しでも家庭での食事に近づける
よう努めています。本年４月から、より一層の患者サービスの向上を図るため、月に１回、選択メニューを実
施することにしました。普通食の患者様を対象に、ご自分の食べたいものを複数のメニューの中から選んで頂
き、少しでも楽しい入院生活を送って頂ければと願っています。

Ａメニュー

Ｂメニュー

平成11年4月22日の選択メニュー