新しい琉球大学病院
沖縄健康医療拠点の
中核として、
新たに歩み始めます2025年1月6日より外来診療を開始
病める人の立場に立った、
質の高い医療を提供するとともに、
地域・社会に貢献する
優れた医療人を育成する。
琉球大学医学部・病院の活動に対し、日頃より温かいご支援を賜り、心から御礼申し上げます。
琉球大学医学部と大学病院は、2024(令和6)年度末に宜野湾市西普天間の米軍住宅返還跡地に移転する予定です。本移転計画は、国家プロジェクトとして進行しており、「国際化」、「人材育成」、「先端研究・産業振興」、「医療水準の向上」の4つの柱を中心にさまざまなプロジェクトを実施中です。沖縄の未来の医療を創造すること、それらを沖縄から、全国、アジア、世界に発信することを目指しています。新しい病院では、沖縄県初の高度救命救急センターの運営を予定しています。ヘリポートも完備して、直接、患者の輸送を受けることができるようになります。また、手術室、カテーテル治療室、集中治療室を増やすのみならず、それらに最新の検査・治療機器の配置する予定です。これらの先進・高度医療の実施を通じ、これまでの琉大病院のミッションをさらに確実に果たせるようにと考えています。
引き続きご支援のほどお願い申し上げます。
琉球大学 理事・副学長・病院長
大屋 祐輔
琉球大学医学部及び病院は、沖縄健康医療拠点の中核として、沖縄振興や長寿県沖縄の復活、国際保健への貢献を目指します。またこの計画は、駐留軍用地跡地利用の先行モデルとして注目されています。
Initiative01
医療水準の向上
高度医療の提供による拠点形成
中核病院としてがんや救急医療、また移植医療等への対応強化を図るとともに、災害対応や遠隔診療等の更なる充実により医療水準の向上を目指します。
Initiative02
人材育成
国際的な医療人材の養成と交流拠点の形成
ニーズに柔軟に対応でき、また国際的に通用する教育システムの構築を進めるとともに、国内外大学等との連携体制の強化を図ります。
Initiative03
先端研究・産業振興
世界に誇れる医学研究拠点の形成と産業振興
沖縄特有の環境や資源を活かしつつ、最先端分野の研究の充実を図るとともに、人材が集まる組織の枠を超えた研究組織の構築を目指します。
Initiative04
国際化
未来を拓く国際性豊かな医療拠点
国際水準の教育と医療の実現、また研究体制の構築に向け、国際医療拠点に相応しい機能と設備の整備を進めます。
住所:沖縄県宜野湾市字喜友名1076番地
新城(あらぐすく)バス停
伊佐交差点
普天間交差点
移転前後の外来診療はどうなりますか?
現病院での外来診療は令和6年12月27日(金)までです。新病院での外来診療は令和7年1月6日(月)から開始します。なお、1月6日(月)及び1月7日(火)については予約患者のみ受入とし、予約外患者の受入は1月8日(水)からとさせていただきます。
所在地 | 沖縄県宜野湾市字喜友名1076番地 |
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敷地面積 | 155,110.40㎡ |
地域地区 | 用途地域:準住居地域、宜野湾市景観計画西普天間住宅地区 指定容積率・建ぺい率:200%、60% |
階数・構造 | 地上14階塔屋2階 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、基礎免震構造 |
建築面積 | 10,533.29㎡(建蔽率6.79%) |
延床面積 | 69,751.54㎡ 容積対象延床面積67,724.97㎡(容積率43.66%) |
施設規模 | 病床数:620床(一般病棟(ICU、E-ICU、NICU、GCU、周産母子センター含む)570床、精神科神経科病棟40床、第一種感染病床2床、第二種感染病床4床、結核病床4床) |