本学附属病院(心臓血管外科)が平成24年1月20日付けで
植込型補助人工心臓実施施設に認定されました!!


 本院ではこれまで末期重症心不全に対して体外設置型補助人工心臓の治療を積極的に行ってき ました。心臓移植を待つ患者様が移植を受けるまでの間装着しますが、体外式では長期に渡り入院 治療が必要となり、装着している間は、出血や感染という危険に常にさらされ、患者様にとっては肉 体的、精神的に大きな負担となります。
 しかし、新しい治療法である、植込型補助人工心臓は、合併症も少なく体内に植め込むため、退 院して自宅療養することができ、軽作業等も可能です。QOLも向上するため、患者様の負担をかな り軽減することができます。
 この治療法は昨年保険適用となり、また本院が認定施設となったことにより植込型補助人工心臓 装着手術が離島県である沖縄県内でも行うことができるようになり、心疾患を患う患者様にとっては 朗報となることと思います。