ブラック・ジャック セミナーを開催しました おきなわクリニカルシミュレーションセンター

 平成30年2月3日ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、沖縄県立病院と本院、おきなわクリニカルシミュレーションセンターの共催で、ブラック・ジャック セミナーを開催しました。
 このセミナーは、沖縄県内の中学生を対象として、普段見ることができない外科医の仕事について体験してもらい、医療に関する仕事に関心を持って頂き、多くの子供達が医療を支える人材になることを目的に、平成27年から開催しており、今年で4回目になります。
ブラック・ジャック セミナー
 今年は30名の参加者が6つの体験ブースを巡回して本院と県立病院の先生の指導を受けました。手術の麻酔の時などに気管に管を挿入する救急救命体験、超音波メスでの切開、切った傷を縫う縫合、腹腔鏡手術トレーナー、骨折治療、自動吻合器などを、簡単な模型から複雑なシミュレーション機器、食肉と実物の道具を用いたシミュレーション、バーチャルリアリティに至るまで幅広い機材・手法で体験しました。
 (おきなわクリニカルシミュレーションセンターは、沖縄県の支援を受けて医学部構内に設置された医療教育施設で、医療現場を再現した環境で訓練を行うことで、より安全で高度な医療を提供することを目的としています。一般向けの体験イベントも開催しております。)

栄養管理部からのお知らせ「糖尿病食」・「脂質異常食」・「低エネルギー食」の標準主食に玄米ご飯を導入

 みなさん「玄米」は食べたことはありますか?玄米食の素晴らしい効用はご存知でしょうか?
 玄米の摂取効果については、第二内科研究チームの一連の英文論文発表により、肥満や糖尿病、便秘の改善に加え、腸内フローラのバランス異常に対する改善効果も明らかになっています。
玄米のご案内
 これまでも当院の病院食では希望者には玄米を提供していましたが、治療食の栄養バランスに玄米の有効性を併せることでさらなる効果を期待し、病院内で検討を重ね、2017年12月より肥満や高血糖・高脂血症の改善を目的とする「糖尿病食」・「脂質異常症食」・「低エネルギー食」の標準主食に、玄米の導入を開始しました。
 また、院内3階に「玄米カフェ」がオープンしました。入院患者さんだけでなく、外来患者さんやそのご家族、スタッフも手軽に玄米食の素晴らしさを体感できる環境が整っております。
 1日1食、主食を玄米に変えるだけでも効果が期待できますので、ストレスなく食生活の改善を始めてみませんか?