特定行為研修を修了して

平良智恵美 看護部(特定従事看護師)
 厚生労働省は平成27年10月に「特定行為に係る研修制度」をスタートしました。
 2025年に向けて、さらなる在宅医療等の推進を図っていくためには、個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により、一定の診療の補助を行う看護師を養成し、確保していく必要があります。このため、その行為を特定し、手順書によりそれを実施する場合の研修制度を創設し、その内容を標準化することにより、今後の在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成していくことが、本制度創設の目的です。
 特定行為は、診療の補助であり、看護師が手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされる38行為です。(厚生労働省ホームページより)
 私は、平成28年11月から3月まで「共通科目」と「特定行為区分の創傷管理関連、創部ドレーン管理関連、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の研修を修了致しました。
 研修終了後は、主に褥瘡回診や外来などで創傷管理関連の行為、血流のない壊死組織の除去や陰圧閉鎖療法などを行っております。
 特定行為看護師についてはまだまだなじみがありませんが、今後は院内のみならず在宅診療訪問においても活動していきたいと思っております。
特定行為研修

外来中央トイレが新しくなりました!

 木目調のドアで、明るい雰囲気のトイレに改修しました。
 案内表示も大きく分かりやすくし、便器も和式から洋式へ変更しております。
便器も和式から洋式へ変更しております。