輝くスタッフ紹介 家族や仲間の支えに感謝して、みんなで輝く!

里見雄次 外来化学療法室看護師
 こんにちは!看護師18年目の輝き続ける里見雄次です。現在、私は外来化学療法室で専任看護師として勤務しています。外来化学療法室とは、通院で抗がん剤や、分子標的薬などの点滴を行う治療室です。当院は、沖縄県がん診療連携拠点病院であり、2歳から91歳までの幅広い年齢の患者さんを受け入れ、多種多様な治療を行っています。
 治療室では、患者さん、ご家族が安心して治療を開始し、安全に治療が継続できるように、副作用対策や療養生活の支援などを行っています。また、院内の看護師に向けて、化学療法に関する研修や勉強会を開催し教育活動を行うとともに、医師や薬剤師等の多くの専門職と協働したチーム医療を行い、質の高い医療・看護の提供に努めています。
 さて、この原稿、沢山の感謝の思いを込めて書いています。実は、私の妻も看護師で、それぞれ就職して二十年前後経ちました。以前は、お互い夜勤をしており、義父母へ子供を預けて仕事をしていました。しかし、義父に続き、義母が亡くなり、我が家は岐路に立ちました。一番頼りの存在がいなくなり、どちらが病院を辞めるか、それとも二人一緒に辞めるか、という話をしていました。
 現在、私は幸いにも外来勤務をしています。二交替制の妻の病棟や、外来看護師・師長の協力は心強いです。また、同僚のお母さん看護師の理解と支えがあります。今、仕事で輝き続けられるのは、最愛の妻と子供達の頑張りや、周りの多くの人の理解があるからだと断言できます。これからも、みんなに感謝して、大好きな家族や仲間のために、お父さん看護師を頑張りたいと思います。

輝くスタッフ紹介 「皮膚・排泄ケア認定看護師が行う排尿ケア」

新崎真由美 皮膚・排泄ケア認定看護師
 2016年度に皮膚・排泄ケア認定看護師を習得し、2017年4月より、腎泌尿器外科、皮膚科病棟に配属となりました。
 認定看護師は専従として横断的に各病棟へ出向き活動するのがイメージとしてありますが、私の場合、病棟兼任として病棟を拠点として活動を行っております。
 認定看護師として「実践」「指導」「相談」の3つの主な役割があります。対象となる患者様はもちろん、医療スタッフへも協力を仰ぎ、実践的な看護を提供していきたいと考えております。
 昨年度末より排尿自立支援チームを立ち上げ、尿道カテーテル抜去後の排尿障害を抱える患者様に対し、活動を行っています。まだまだ院内での認知度が低くごく一部でしか活動ができていない現状ですが、今後私たちの活動を広め、より多くの患者様の抱えている排尿問題へ取り組んでいきたいと考えております。
 排尿自立支援チームの活動目的は、患者様に使用された尿道カテーテルを1日でも早く抜去し尿路感染を防ぐとともに、排尿自立「排尿管理方法は問わず、自力で排尿管理が完結できること」の方向に導くことです。現在毎週月曜日に、各病棟から相談を受けた患者様に対してチームでカンファレンス後にラウンドを実施し、患者様や病棟への指導を行っています。排尿障害を抱えている患者を包括的に支援していますので、皆様のご理解とご協力をお願い致します。