お知らせ

付属病院で消防訓練を実施

 平成23年11月29日(火)医学部附属病院で、午後4時から消防訓練を実施しました。

 今回の訓練は、8階病棟ディルームで夜間に火災が発生したと想定して、訓練者(医師・看護師・技師等の夜間勤務者、警備員等の病院業務従事者)が、初期消火・通報・避難訓練を実施しました。当日は雷警報発令のため、公設消防隊(東部消防組合職員)が参加できず、自衛消防隊のみの訓練となりましたが、164名の職員等が参加し、各班毎の活動を行いました。

 訓練終了後、東部消防組合本部職員から、「スムーズに消火訓練、通報訓練、避難訓練ができていたと感じている。公設消防隊が到着するまで10分以上かかるので、到着するまでは、本日のような自衛消防隊がしっかり役割分担して組織として活動してほしい。また、過去の病院火災で、消火設備の使い方が分からない、パニックで体が動かない等で火災が延焼拡大していった事例もあるので、今日のようにしっかり消防設備を使いながら訓練していただきたい。」との講評をいただきました。

 村山病院長から、「本日の訓練に参加された方は、火災が起きた場合の対応について、非常に参考になると思う。火事は1秒を争うことではあるけども、落ちついて、でも迅速にということをいつも肝に銘じて欲しい。そうすることによってもしもの時に備えることができればと思う。」と職員への言葉がありました。

看護師はチーム医療のキーパーソン

卒後臨床研修センター・血液浄化療法部棟の竣工式

卒後臨床研修センター・血液浄化療法部棟の竣工式

 平成23年12月21日(水) 医学部附属病院の敷地内に建設された「卒後臨床研修センター・血液浄化療法部棟」の竣工式が行われました。竣工式には病院職員約60名が参加し、病院長、血液浄化療法部長、卒後臨床研修センター長の挨拶の後、華々しくテープカットが行われました。

 1階の血液浄化療法部は、11月21日より病院棟から移転し診療を開始しており、以前のベッド数より10床増やした事で、年間最大80名の透析が可能となりました。これは、国立大学の透析部門では全国一の規模となります。

 また、2階の卒後臨床研修センターでは、医学部を卒業した初期臨床研修医が各診療科を回ったり他の病院へ研修に行ったりと、2年間の臨床研修に専念できるようサポートを行います。