琉大病院HOTLINE
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 当院では、感染対策を組織的に取り組むために、感染対策室が設置され、ICD(感染対策担当医師)6名、ICN(感染対策担当看護師)5名、薬剤師1名、検査技師1名、事務職員2名が、病院長より感染対策チーム員(ICT:Infection control Team)として任命を受け活動を行っています。その中でも、感染管理認定看護師2名が専従として配置され、日々の感染対策の推進活動、監視、指導などを行っています。また、各病棟には病棟感染対策担当医師、看護師が1名ずつ任命されており、感染対策チームと連携し、感染対策の推進活動を行っています。
 病院には、病気そのもののために抵抗力の弱まった患者さんや、治療のために免疫抑制剤を使用している患者さん、手術や注射など感染のリスクが高い処置を受ける患者さんが多くいらっしゃいます。また、感染症の治療のために受診・入院する患者さんや、抗生剤を使用するために薬剤耐性菌が発生するリスクが高く、感染への抵抗力が弱まった患者さんと、病原体が混在する環境であるといえます。そのため、感染が起きないように手洗いや、清潔な環境の維持、器材の消毒などを行い、安全の確保に努めています。感染は、手を介して広がることが多いため、病院内で発生する感染症の予防や、それを広げないために、処置の前後など手洗いを行うことが重要です。手洗いがきちんとできるよう、手洗い方法の訓練や指導を行うとともに、すぐに手指の消毒が出来るように必要な場所に手指消毒薬を設置するなどの取り組みを行っています。知識,診察実績,技術
 ただ、私たち医療従事者だけでは感染を防ぐことはできません。患者さんや面会の方々にも、感染予防のための協力が必要です。個人個人の手洗いが感染予防にはとても効果的ですので、患者さんやご面会の方々にも、病室入り口の手指消毒薬をご利用いただき感染予防へのご協力をよろしくお願いします。
 ご面会の方々に守っていただきたいことは、風邪や下痢、発熱など感染症の可能性のある症状があるときには、患者さんへの感染の危険性があるため面会はご遠慮ください。また、病院には先にも述べたように感染症の治療のため入院している患者さんもいるため、小さなお子さんの面会はご遠慮ください。
 これから冬季にかけては、インフルエンザが流行します。咳やくしゃみなどがあるときには、咳エチケット(マスクの着用)にもご協力ください。
 「感染を予防する」「感染を広げない」をモットーに、患者さんに安全な療養環境が提供できるよう感染対策のさらなる充実を目指したいと考えております。

 
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