琉大病院HOTLINE
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 手術で大切なことは、外科医の確かな技術、専門医による安心な麻酔、そして先進の医療機器などでしょう。ここでは、安全でスムーズな手術を支えている職員についてご紹介します。
・31名の看護師には、スムーズな手術の為に外科医を補助し、麻酔と手術を受けている患者さんを守る役割があります。
・2名の臨床工学技士(りんしょうこうがくぎし)は、医療機器の管理をしています。知識,診察実績,技術
・2名の看護助手は、他の職員と共に手術の準備と後片付けをしています。
・3名の事務員は、手術に使う材料の管理をしています。
・3名の清掃員は、夜遅くまで清潔な手術環境の維持に努めています(外部委託)。
・薬剤師は、麻酔と手術で使われる麻薬を含む多くの薬の管理をしています。
・診療放射線技師は、手術中や手術後のレントゲン写真を撮る際に、かけつけます。
・管理部門の職員は、清潔な手術環境を維持するため、設備の管理をしています。
・材料部の職員は、洗浄された器具の滅菌をおこない、手術部へ払い出します。

 このように、安全でスムーズな手術のために、病院の多くの職員が取り組んでいます。最後に、手術を受ける患者さんへのお願いがありますので、お話しさせて下さい。

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患者さんへのお願い
手術当日、患者さんは病棟の看護師そして医師と共に手術部へ向かいます。手術部に入られる前に手術部の看護師が、患者さんのお名前と生年月日をお聴きします。これは、再度の患者さんの確認のためなので、ご理解とご協力をお願い致します。

 皮膚科医はアレルギー性疾患、感染症、膠原病などの内科的疾患から、皮膚悪性腫瘍や熱傷などの外科的疾患など様々な皮膚の病気に対応する専門医師の集団です。2010年現在、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医は全国に5,734名が登録されています(http://www.dermatol.or.jp/)。
 認定皮膚科専門医を取得するためには、皮膚科学会に入会し、5年間以上の臨床研修を終了した後、認定試験(筆記試験と面接試験)に合格し晴れて日本皮膚科学会によって認定されます。平成22年度の認定試験合格率は78.3%(212名中166名が合格)であり、他科の専門医制度と比較しても比較的厳しい試験だと思われます。多様な皮膚疾患の的確な診断とその治療(内科的・外科的)など皮膚科専門医にふさわしい経験と診療技量を厳しく評価される内容になっています。例えば、各種のアレルギー検査の方法と判定、ダーマスコピーによるメラノーマと黒子(ほくろ)の非観血的な鑑別、病理組織診断と治療さらには保険適応などその試験は多岐にわたります。
 専門医取得後も5年毎に更新があり、学会発表、各種研修プログラム・研究会への参加や論文発表などにより規定の単位を取得する必要があり、常に研鑽を積むことを要求されています。
 現在、琉球大学医学部附属病院の皮膚科は主教育研修施設病院として日本皮膚科学会の認定を受けており、これまでにも多くの皮膚科専門医を輩出しています。琉球大学では沖縄県に在籍する専門医31名中5名が専門性の高い診療を行っております。沖縄県内では皮膚科入院治療が可能な施設は少なく、軽症例から最重症例まで様々な皮膚疾患を琉球大学皮膚科が診療・治療しています。今後も琉球大学医学部附属病院皮膚科医は皆様の皮膚病の治療に邁進いたします。

 
 
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