琉大病院HOTLINE
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コーディネーター連絡会・報告会
「大学連携型高度医療人材育成推進事業『多極連携専門医・臨床研究医育成事業』平成21年度コーディネーター連絡会・報告会について」

 平成22年1月23日(土)、臨床講義棟2階大講義室において「多極連携型専門医・臨床研究医育成事業コーディネータ連絡会・報告会」を開催し、32連携大学や50連携病院と院内参加者合わせて約100名の参加がありました。
 病院長の開会挨拶、文部科学省担当者による講演、各部門からの活動報告があり、引き続き行われた「地域医療との連携」と題したパネルディスカッションでは、活発な議論が展開されました。また、「プログラム参加者研修報告会」では、専門修練医による研修報告があり、その後、問題点の討議が行われました。コーディネーター連絡会・報告会風景
 午後からは『シミュレータと、シミュレータを用いた教育』と題したシンポジウムを開催し、富山大学奥寺教授の講演、獨協医科大学松島准教授によるレクチャーとデモンストレーションがあり、実践できるシミュレータ教育について研修しました。同時に周産期医療専門育成プログラム報告会も開催され、成功裡に閉幕しました。

栄養管理室からのお知らせ
栄養管理室だより・・・Part2「第25回 食事療法展」

 当院では毎年、10月の開院記念日にあわせて外来ロビーを利用し入院・外来の患者さん・そのご家族の方を対象に正しい食習慣の普及を図ることを目的に食事療法展を開催しています。今回は10月21日(水)に開催しました。
 25回目となる今回のテーマは『肥満』です。体重が多いだけでは痛くも痒くもありませんが、糖尿病・高血圧・脂質異常症・これらを要因とする動脈硬化、そして高尿酸血症・脂肪肝等の温床になるといわれています。肥満の人はそうでない人よりも糖尿病で約5倍、心疾患では約2倍もかかりやすくなっています。そこで、肥満を防ぐ為の食生活のポイントをまとめたパネル等の展示、体脂肪1kg落とす為に普段の食事から何を変えたらいいのか、何を減らしたらいいのか等。嗜好品としてのアルコールのカロリー表示も行いました。普段何気なく食べたり飲んだりしているものが意外と高カロリーだったり、食べる量やタイミングによっては太る原因になってしまうことの説明や患者さんからの相談・質問に管理栄養士が対応しました。
 また、併せて体重・体脂肪の測定も行いましたが、御自分の結果から、「どんなかねぇー」「何が悪いのかねぇー」と不安そうな面持ちの方も多くいらっしゃいました。沖縄県は糖尿病で受診する率が全国一低い上に全国一の肥満県でもあります。どうにかしたい・・という気持ちを持って病院に来られる患者さんや家族の方・・少しでも食生活を改善することで『肥満』の解消のきっかけを見つけてもらえれば幸いです。
 きっかけ・・・といえば
 “チームRDC”というクラブの存在を知っていますか?実は食事療法展をきっかけにひそかに作られたクラブで、“琉大ダイエットクラブ”といいます。構成メンバーは病院事務系の若い職員数名です。もともとの体重も皆さん違いますが自分の理想体重までのダイエットが目標です。定期的に体重と体脂肪の測定し、目標達成の為、お互いに昼食の内容のチェック、休日明けにもその間の食事内容を確認しているようです。結果が出るとやる気も起き、さらに食事の摂り方も工夫しているようです。チームRDC机の上には筋トレの本もありました。中には体重3桁の方もいらっしゃいましたが、すでに約20kgの減量に成功し、それぞれが目標体重に近づいています。職員にもこれだけの“効果”があった“食事療法展”、今後も患者さんにももっと喜ばれるよう充実させて取り組んでいきます。<栄養管理室長 山川房江>。

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