琉大病院HOTLINE
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専門医・認定医のご案内
歯科口腔外来 教授 砂川元

 (社)日本口腔外科学会(以下、学会)では、口腔外科の専門的知識と診療技術能力を高め、優れた口腔外科医の養成と生涯にわたる研鑽による口腔外科医療の発展と向上を図り、国民の医療福祉に貢献することを目的に『口腔外科専門医(以下、専門医)』を認定しています。『専門医』の取得には学会の定める研修カリキュラムに従い、通算6年以上の口腔外科に関する臨床研修や学会活動(発表や論文業績)等の実績を有し、かつ厳しい専門医認定試験(筆記と面接)に合格しなければなりません。
 当科は沖縄県内唯一の学会認定研修施設であり、現在3名の『専門医』が在籍して歯科口腔外科疾患の診断と治療に努めております。当科の診療内容は、他診療科入院患者の一般歯科治療から『専門医』による開業歯科医では治療困難な抜歯や炎症、嚢胞等の小手術を含めた処置に加え、口腔がんや良性腫瘍、口唇口蓋裂、顎変形症、顎関節症、顎顔面外傷や歯科インプラント等の高度な口腔外科疾患の診断と治療を関連各科との連携の下に担っています。また「人々の生きる力を生涯にわたり支える歯科医療」を実践するために、摂食・嚥下機能の評価と高齢者や要介護者の口腔ケア、各種障害を持つ患児(者)の治療にも積極的に取り組んでいます。

市民公開講座
第6回琉球大学医学部附属病院市民公開講座を実施しました。

 平成21年10月24日(土)、琉球大学医学部附属病院(第二外科)主催により、名護市港にある名護市民会館中ホールにて「第6回琉大病院市民公開講座」を実施しました。第6回目となる今回は「大動脈瘤治療の最前線〜体にやさしい血管内治療・手術(ステントグラフト治療)〜」と題して大動脈瘤治療に関する最近の進歩について第二外科のスタッフにより分かり易く講演していただきました。一般市民に理解していただくべく3部構成として、講演I「大動脈とは?」、講演II「大動脈瘤に対する標準的手術」、講演III「大動脈瘤に対する血管内治療・手術」の講演が行われました。今回の目玉は第3部の血管内治療であり、従来の常識であった“切る”外科手術に対して、最近の進歩である“切らないで治す大動脈瘤治療”すなわち“ステントグラフト治療”についての講演がメインでありました。球大学医学部附属病院市民公開講座風景本治療は患者さんへの負担が極めて少なく将来とも発展していく治療法であることが専門学会でも認識されており、本院でも既に本治療が開始されております。従来外科手術が困難であった患者さんを中心に実施されています。
 生活習慣病の一つである大動脈瘤への関心も高く、第4回市民公開講座(那覇市)で同テーマにより開催された市民公開講座を名護市でも開催してほしいとの要望により実施され、当日は悪天候にもかかわらず多数の来場者があり、講演後の質疑応答でも多くの質問がなされました。

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