琉大病院HOTLINE
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救急部のご紹介

久木田 一郎先生救急の患者さんを24時間、365日休みなく診察する部署です。 テレビドラマのER(イーアール)という番組をご存知でしょうか。琉球大学の救急部はまさにER(Emergency Room:緊急治療室)で、救急の患者さんを24時間、365日休みなく診療する部署です。患者さんの緊急度、重症度はさまざまですが、歩いて(救急車を使わないで)受診される方が年間5,300人ほど、救急車での来院が1,300人ほどとなっています。そのうち小児の患者さんが約2割となっています。
緊急に対応を必要とする患者さんは診療科(専門分野)に限定なく診療します。しかし、診察の結果、命にかかわるなどの緊急性がなく、専門診療科での治療が適当であれば、救急部では応急処置程度の診療となります。くれぐれも、時間外でも通常の専門診療科による診療を行っていると誤解されないようにお願い致します。救急部では外傷の患者さんはじめ、心肺停止、心筋梗塞などの緊急度の高い患者さんの治療を優先します。  大学病院は特定機能病院であり、基礎疾患等のある患者さんが多く受診されます。通常に受診するだけで、一般の医院の受診に比べ基本料金3,150円が追加になります。インフルエンザ疑いのみでの受診は一般の内科、小児科の開業医でも受診可能ですので、前もって電話で確認の上、受診して頂きますようお願い申し上げます。

周産母子センターのご紹介

佐久本 薫先生お母さんの産後のうつ病スクリーニングも行っています。 これからの産科周産期医療はますます高度化し、超音波検査を用いた出生前診断から妊娠分娩管理、新生児管理へと連続したお母さんと赤ちゃんに対する医療が必要とされます。当院で妊婦健診を受けている妊婦さんには母体と胎児に問題のあるハイリスクの方が多く、出生前から産科医、新生児専門医、助産師、看護師が検討会を行い、妊娠中の母親から生まれた赤ちゃんまで連続した治療を行っています。一方で快適な出産を希望する方も増えており、センターにはシャワー、トイレ、テレビ、冷蔵庫、電話などが備え付けられた個室で、お母さんと赤ちゃんが同じ部屋で過ごす事ができる母子同室制を行っています。生まれた直後の赤ちゃんとお母さんとの接触するカンガルーケアも取り入れ、お母さんの産後うつ病スクリーニングも行っています。お産後のお母さんには、週に一度、豪華な「祝い膳」が提供されます。
 周産母子センター内には新生児集中治療室NICU6床と回復期室GCU6床があり、1,000g未満の超低出生体重児を始め、合併症のある赤ちゃんを多く取り扱い、良い成績を収めています。沖縄県では県立の総合周産期母子医療センターを中心に妊婦と新生児の搬送システム、ネットワークができあがっています。完璧とは言えませんが、東京都のような母体搬送受け入れの遅れや新生児受け入れを断ることはまず無いと思います。当センターでも沖縄県周産期ネットワーク協議会に参加し、集中治療の必要なお母さんや赤ちゃんを受け入れています。今後とも県民の皆様の期待に答えられるように努力したいと思います。

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