うつ病は一般人口の約5%にみられ、まれな疾患ではありません。不眠、食欲不振、頭重、疲労など体調不良感が自覚されやすいものの、内科的な対症療法では改善しません。行動面では興味・関心が湧かず、意欲・集中力が低下し、周囲が先に気付くことも多いようです。こころの内面では不安、抑うつ、悲観、自責などのマイナスの感情や思考が浮かびやすく、時には自殺を思いつめてしまいます。ただし、早期の発見と適切な治療で改善する場合が多く、早目の受診が望まれます。以下に、初診で良く交わされるQ&Aをまとめました。