琉大病院HOTLINE
| HOME| INDEX |
| 1page | 2page | 3page | 4page | 5page |6page |外来診療日割表 | 8page |
ME機器センターからのお知らせ
久木田 一郎先生

 病院には生命を維持したり、監視したり、病気の検査や治療のためにさまざまな機器が動いています。例えば、肺の機能を補助する人工呼吸器、腎臓の機能を肩代わりする透析装置、心臓手術の時の人工心肺装置、重症な患者さんを監視するベッドサイドモニター、注射薬の注入速度を微妙に調節することができるシリンジポンプなどの医療機器です。これらの医療機器が正常に動き、正しく使用されることは患者さんの安全に直結した重要課題です。
 このような医療機器を動かしたり、保守点検管理するためには医学知識のみでなく、工学的な知識が必要となります。そのような役割を持った資格のある医療スタッフを臨床工学技士と呼んでいます。医療機器が高度に発達した現在では、臨床工学技士が病院のさまざまな場所で縁の下の力持ちとなって医療の安全を支えています。
 病院内のさまざまな部署にある医療機器をできるだけ一元管理し、医療機器を安全に動かし、保守点検や補修、安全使用のための情報収集など、医療機器の安全管理をするためにME機器センターが病院に設置されています。センタースタッフ病院内に9名いる臨床工学技士のうち4名がME機器センターに所属し、貸し出すポンプや人工呼吸器等の医療機器が月に400〜500台、年間研修60回、年間点検する医療機器700台、年間にわたる緊急呼び出し対応(オンコール)等の活動を通じて、今後も医療機器の安全管理に努力していきます。
ME機器センターの役割

| HOME| INDEX |
| 1page | 2page | 3page | 4page | 5page |6page |外来診療日割表 | 8page |