病院で白衣の胸に金色のネームプレートを付けている整形外科医それが整形外科専門医です。整形外科専門医とは四肢、脊椎の骨関節、神経、靱帯、筋肉など運動器を司る器官や組織を扱う専門家のことです。日本整形外科学会に加入後6年間の臨床研修、学会活動(発表、論文)、教育研修講演を経てやっと受験資格を得ることができます。書類審査後、知識と判断力を筆記試験で、患者さんに適切に対応できる能力を面接試験で審査され、合格すれば整形外科専門医に認定され、金色(ちょっと目立ち過ぎるのですが…)のネームプレートが配布されます。整形外科専門医を取得すると、手の外科専門医、脊椎脊髄病医、脊椎内視鏡手術・技術認定医、リウマチ専門医、スポーツ専門医などのサブスペシャリティーコースへ進むことでその資格の取得が可能となります。これからも整形外科専門医は皆様の運動機能を守るため日々努力を重ねていきたいと思います。 |