琉大病院HOTLINE
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整形外科 講師 野原博和先生 整形外科専門医について
 病院で白衣の胸に金色のネームプレートを付けている整形外科医それが整形外科専門医です。整形外科専門医とは四肢、脊椎の骨関節、神経、靱帯、筋肉など運動器を司る器官や組織を扱う専門家のことです。日本整形外科学会に加入後6年間の臨床研修、学会活動(発表、論文)、教育研修講演を経てやっと受験資格を得ることができます。書類審査後、知識と判断力を筆記試験で、患者さんに適切に対応できる能力を面接試験で審査され、合格すれば整形外科専門医に認定され、金色(ちょっと目立ち過ぎるのですが…)のネームプレートが配布されます。整形外科専門医を取得すると、手の外科専門医、脊椎脊髄病医、脊椎内視鏡手術・技術認定医、リウマチ専門医、スポーツ専門医などのサブスペシャリティーコースへ進むことでその資格の取得が可能となります。これからも整形外科専門医は皆様の運動機能を守るため日々努力を重ねていきたいと思います。

 
 

緩和ケア認定看護師 棚原陽子看護師 緩和ケア認定看護師について
 平成13年に緩和ケア認定看護師を取得し、他院での活動を経て、昨年8月より当院看護部に所属しています棚原陽子と申します。現在、各病棟を2〜3か月毎の配属で、リンパ浮腫治療セラピストとしての技術も活かし、症状緩和やリンパ浮腫のケアを担当看護師と共に実践しながら、指導を行っています。
 緩和ケアとは、「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み・身体的問題・心理社会的問題・スピリチュアルな問題に関して、きちんとした評価を行ない、それが障害とならないように予防したり、対処することで、クオリティ・オブ・ライフを改善するためのアプローチ」です。緩和ケア認定看護師は、患者さんやご家族へより良いケアが提供できるように、専門的な知識と技術を用い質の高い看護の実践と医療スタッフに対する緩和ケアの実践に関する指導や相談的支援を行います。
 緩和ケアは、がんの診断時から患者さんや家族に必要であり、皆に必要な当然の医療です。しかし、啓発が不十分であり、身体的・精神的辛さをもつ患者さんやご家族の多くが相談者・支援者を探していることを実感させられます。患者さんやご家族が通院中から、これからの生活を考え、治療、症状緩和、生活の希望を自由に表現でき、早期から症状緩和や支援ができる体制づくりを目指しています。また、緩和ケアチームメンバーとして医療チームと協働し、患者さんとご家族の苦痛・困りごとの早期解決と病院全体の緩和ケアを充実させていきたいと思います。

 
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