琉大病院HOTLINE
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小児科・安里善秀先生 小児科専門医について
 現在、安全で質の高い小児医療、その担い手としての“優れた小児科医”の育成が国民全体から要望されています。そのため日本小児科学会では小児科医のレベルを高め、信頼できる医師を養成するために専門医制度を運営しています。その資格を取得するには、日本小児科学会が認定する病院において規定の年数の研修を行い、28分野にわたる症例の研修報告と専門医試験(筆記試験と面接)に合格する必要があります。専門医資格はさらに5年毎に更新があり、学術集会や各種研修プログラムへの参加、論文発表、各種研究会への参加などにより規定の単位を取得する必要があり、常に研鑽を積むことを要求されています。
 琉大病院小児科では医育機関として、多くの小児科専門医を養成しているのに加え、12名の小児科専門医が在籍しており、さらに小児科専門医資格取得後、血液専門医、人類遺伝学会臨床遺伝専門医、リウマチ専門医の資格を取得した医師が各1名ずつ在籍しており、小児医療の改善に日々努力しています。

 
  平良知恵美看護師長 皮膚・排泄ケア(WOC看護)認定看護士について
 WOCナースとは、(Wound:創傷、Oustomy:人工肛門・人工膀胱、 Continence:失禁ケア)認定看護師のことですが、一般の方になじみにくい、わかりづらいとのことから、昨年度より名称が「皮膚・排泄ケア認定看護師」となりました。主に皮膚のスキンケアを中心に、「褥瘡・創傷ケア、ストーマケア、失禁ケア」などを行っています。褥瘡・創傷ケアでは、皮膚トラブルを起こさないように予防的なスキンケアを行い、出来てしまった創傷・褥瘡などは、早期に治癒できるように横断的にケアの実践・指導・相談を行っています。
 最近は、「傷は乾かせるのではなく、湿らせて治す」のが創傷管理の基本となっています。琉大病院に入院される患者様は高齢者が大半をしめ、とても脆い皮膚を持った患者様や、重症度の高い合併症を持った患者様が手術をすることも多く、動けない時期が長くなることから、褥瘡の発生リスクは高くなってきます。このようなハイリスクの患者様へ病棟のリンクナースや、栄養サポートチームと協働して体圧分散寝具の選択や栄養管理を行いながら早期の褥瘡対策に取り組んでいます。また、ストーマ外来や、スキントラブルの患者様の外来も行っております。
 今後も皮膚・排泄ケアを通し、より一層質の高い看護ケアが提供できるよう努力していきたいと思います。
 
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