琉大病院HOTLINE
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診療科のご案内【第二外科】
 

 当科は心臓大血管、末梢血管、呼吸器外科グループの3チームより構成されており、年間約150例の心臓大血管(虚血性心疾患、弁膜症、大動脈瘤、大静脈疾患など)、120例の末梢血管手術(動脈瘤、下肢虚血、下肢静脈瘤など)、40例の呼吸器外科手術(肺癌、気胸など)を行っています。
 高齢者に対する侵襲軽減目的の心拍動下(心臓が動いたまま)の冠動脈バイパス術や、弁膜症に来する弁形成術(自己弁温存)等の最先端心臓手術の定形化を進めると共に、大動脈瘤手術の低侵襲化を目指し血管内治療の導入のために現在国内の最新治療施設で当科医師のトレーニングを図っております。
 呼吸器外科領域では内視鏡手術の普及による低侵襲化とともに、術後の疼痛軽減を目指しております。
 末梢血管領域では通常の血行再建手術に加え血管内治療や、手術困難症例に対して他科との連携による末梢血幹細胞移植の試みも行っています。
 社会の高齢化により心臓・血管、呼吸器の外科治療を要する疾患頻度はますます増え、加えて合併症(腎不全、糖尿病、脳血管疾患など)の頻度の増加から、その治療は複雑で困難なものとなってくる傾向があります。このような症例に対して我々は、関連施設や他科との連携をとりながら、一般病院での治療の困難な重篤な疾患にも対応可能な体制を整えています。
 いずれの分野におきましても、最先端の医療を取り入れ、患者様中心の質の高い医療の提供を目指し、日夜努力しています。

 
光学医療診療部のご紹介
   光学医療診療部とは何をするところなのかご存知でない方が多いのではないでしょうか。しかし、消化管内視鏡検査部(一般には「胃カメラ」や「大腸カメラ」による検査と治療を行う場所として認識されています)あるいは気管支内視鏡検査部と同じと云えば直ちにご理解頂けるでしょう。すなわち、内視鏡を用いて消化管(食道や胃、小腸、大腸)のみならず、膵臓や胆道、肝臓さらには気管支、肺の病気を診断し、治療する中央診療部の一つです。特に食道、胃、大腸の早期がんに対しては、患者様の精神的、肉体的な負担を著しく軽減できる内視鏡的治療が行われており、患者様の生活の質(QOL)に大いに貢献できているものと自負致しております。最近では、患者様に優しい検査法としての極細径内視鏡を用いた経鼻内視鏡検査も積極的に導入しています。また、従来は診断が困難であった全小腸の検査が可能なバルーン式内視鏡検査はすでに導入され活用されていますが、今年度中にはカプセル内視鏡(薬剤のカプセルより多少大きめのカプセルを薬剤と同じように飲み込むだけで、小腸粘膜を中心に1秒間に2枚の割りで約8時間撮影が可能である)も導入される予定です。琉球大学医学部附属病院の光学医療診療部は、特定機能病院の役割を十分に認識し、県内の多くの医療機関と密接に連携し、県民に高度で質の良い医療を提供できますように日々努力致しております。  

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