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整形外科 教授
金谷 文則先生
(かなや ふみのり) |
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整形外科では、手の外科・関節外科(リウマチ科やスポーツ障害含む)・脊椎外科・腫瘍外科という4つのグループに分かれた診療体制をとり、他科との連携を取りながら、一般病院では治療困難な症例にも対応可能な体制を整えています。外来診療は月・水・金の午前となっており、一般整形外科に加えて専門外来診療を行っています。
手の外科では、多指症などの小児先天異常から、外傷後の変形治療など上肢疾患のほとんどすべての治療を行い、顕微鏡を用いた微小外科手術(マイクロサージャリー)により0.3mm径の細い血管や神経の縫合も可能です。
関節外科では、股関節や膝関節の痛みを伴う変形性関節症や関節リウマチを中心に、小児整形疾患やスポーツ障害にいたるまで、主として下肢の関節に関わる疾患の治療を行っています。また合併症のため一般病院では困難な血友病症例の人工関節置換術も行っています。
脊椎外科では、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に加え、脊椎・脊髄腫瘍、側弯症など特殊で高度な技術を要する治療が行える環境を整えています。最近では顕微鏡、コンピューターを使ったナビゲーションシステム、内視鏡等の機器を駆使しより安全で体に負担の少ない手術を目指しています。
腫瘍外科では、悪性骨軟部腫瘍の化学療法から手術にいたる一連の治療に携わり、県内整形外科の中では唯一専門的な治療が行える施設となっています。
このように整形外科は赤ちゃんからお年寄りまで、しかも全身の運動器に関わる疾患を取り扱う大変幅広い守備範囲をもつ診療科です。運動器の障害でお困りの際はお気軽にご相談下さい。 |
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