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第一外科 教授
にしまきただし
西巻 正先生 |
本院において、私たち第一外科は、消化器・一般外科、乳腺・内分泌外科、そして小児外科の分野を担当しています。
現在、教授以下16名のスタッフと研修医で診療を行っています。診療を行う疾患の種類は多岐にわたっていますが、悪性腫瘍の治療が大半を占め、通常の治療法では対処困難な複雑な病態を有する患者さまが多いのが現状です。
したがって、多くの治療が標準治療を超えるレベルで行われています。たとえば、通常の手術法では切除できない高度進行消化器癌に対して化学療法や放射線治療を併用する集学的手術治療、高度な技術が必要な食道癌3領域郭清手術や肝門部胆管癌手術、身体に負担の少ない腹腔鏡手術やラジオ波凝固治療、直腸癌に対する究極の肛門温存手術、腹膜播種癌に対する腹膜環流温熱化学療法、センチネルノッドナビゲーションを用いた乳房温存手術などがあります。
さらに、よりよい治療法を開発するため、毎週勉強会を開いて、国内外の最先端治療の情報を収集するとともに、若手医師には基礎医学講座での派遣研究を積極的に薦めています。その一つの成果として、癌の切除不能多発肝転移に対して、肝環流高用量化学療法を準備中です。おかげさまで、第一外科の手術件数は、この数年間、毎年約40件の割合で増加して、昨年度は408件の手術をこなしました。
スタッフ一同、患者様に安全かつ最高水準の治療を提供できるように不断の努力と情熱で診療に臨んでおりますのでよろしくお願いいたします。 |
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気分転換に大いに利用していただけるものと思います。本を寄贈していただく場合は、下記担当にご連絡ください。
お待ちしています。