第11回国立大学医学部付属病院血液浄化部門連絡協議会を琉大付属病院にて開催
腎臓の働きが悪くなった場合に、人工腎臓をまわして、そのお手伝いをします。その治療を行っている場所を血液浄化部といいます。琉球大学に血液浄化療法部が予算措置され、診療部に昇格したのは5年前でした。高度医療を提供するために、全国の国立大学の中でも第8番目と早い時期に整備されました。そのためにこの連絡協議会の当番校を今回(2月22日)務めることになりました。
会議は小椋 力病院長のご挨拶で始まり、文部省より参加いただいた高見 功係長よりお話(文部省予算、独立行政法人化、病院運営など)があり、議事に入りました。琉球大学血液浄化療法部小川由英部長が議長を務め、アンケート調査の報告(部として予算措置が19施設、全体で年間約4,300件の血液浄化療法を施行し、昨年より800件増加、土曜・休日診療を約30%で実施している)、第54回国立大学病院長会議への要望事項(血液浄化療法部門の新設と整備、教官専任スタッフの充実、土曜・・ぢ休日の時間外診療の整備)を作成しました。
全国45施設より構成されている内の30施設より責任者あるいは担当者が参加し、活発な討論がなされた。次回は当番校と決まった新潟大学にて開催されることとなり、会議終了後に琉球大学附属病院の血液浄化療法部の施設見学をしていただき滞りなく終了しました。
(小川由英)
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