琉球大学医学部附属病院では、このほど医療事故防止の一環として、斯界の権威与世田兼稔弁護士を招いて医療訴訟講演会を開催した。同病院では、ヒヤリ・ハットなど、医療事故に対する情報交換を行っているが、この日は小椋病院長、山口看護部長をはじめ医師、看護婦、薬剤師、放射線技師、事務職員等約1000人が参加し、沖縄県における医事行為についての認識を新たにした。附属病院職員が一体となり、医療事故防止に務めつつ日常業務に従事することが期待される。